久しぶりにブログをひらく


変わらず、東山さんは夜遅く

明らかに、接待帰りで酔った声でのコール。



「これから行っていい?」


いいよ!


「いいんだな?」


うん、いいよいいよ!!



「じゃあ、なにがしたい?」


んー


「最寄の駅はどこ?」


○○○駅!(大袈裟なデタラメ)


「これからいくから

じゃ」

ガチャ




・・・こんな調子。


誤解されると困るけど、東山さんはわたしのマンション知らないし

愛人になる?とか、今○○○駅にいる、とか言う。


でも、いつもウソ。

こんな状態が1年以上続いてる。

仕事以外で会った事ない

更に今は仕事も繋がりが無いの


彼には、なついてると思う

好きだし

独身だったら付き合ったと思ってる

独身だっら、の話だよ。

彼にもいつもそう言って拒否してる。





東山さんの夜電は

いつもいつもいつーもこんなで

ガチャギリのドSぶりなチョッカイで自己完結。。。


くるわきゃナイ!




もし


東山さんの愛人になったとしたら

めちゃめちゃに

振り回しますよ☆


少しいじめる   

ウソ

全然いじめます


いじめられたい方ではあるけど

いじめると思う


彼はハマると思う

自惚れちゃう。


勘だから、根拠ないの。



ひとつだけ分かってることは、彼に対してのアメとムチは、使い方がわかる気がします。

説明書付きな男です☆


勝手にくっついてたの


まぁ、かわいいけど。


わたし

転がされたいタイプですから、転がせちゃうと少々飽きます。








○○㈱の東山さん紹介の件で

契約が決まり、そのお礼をするため、4,5ヶ月振りに来社した。


「久しぶりだね!

元気?


髪切ったんだね。


ロングも良かったけど、ショートの方が似合ってるね。」



東山さんは、相変わらず

私のファンでいてくれていた。


「またキレイになったなぁ」

いつも褒めてくれて、すごくホッとする。


下心があるからだ、と言われてしまえばそれまでだけど、

それでも嬉しいもんなんだ。



彼は2度結婚してる。

ムスメも冬に生まれてる。



彼の口癖は


「独身だったら妻になった?

結婚した?」


彼は知り合った当初、彼女になった?と聞いてきていた。


デートしたことだって、手を繋いだ事だってないけど

意見を交換するにつれ

息が合うなぁ、とか

相性はいいんだろうなぁ。と感じるようになり


私の性格や価値観に対して


いい女だ。と強調するようになったの。



内面的なところを買ってくださってる。

だから、彼がダイスキ。


本気になりそうだし、関係は持てないけど

大好きなの。


「彼女になってもらいたかった。」じゃなくて


「妻になってもらいたかった。」


妻にしたかった、って

父に挨拶にいって・・・そんな風にいってくれる。



実は10歳も上なの。

いい会社だし、海外出張も多くて英語で営業してるんだよ。


実家も会社を経営してる。

長男だから、いずれは跡を継ぐそう。


そういう面でみても

結婚したら、幸せだったろうなぁと思った。



大好きだから、彼の将来や家庭を壊したくない。

私も好きになり過ぎて壊れそうだ。


だから、東山さんと不倫はできないよ。

遊びで楽しめるほど、肝据わってないの。


青井くんから℡があった。


珍しく、随分久しぶりの電話。



なんだろう?


デートでも誘ってくれるかなぁ?

そんな事思いながら出てみると


「僕たち、別れた方がいいと思うんだ。

その方がお互いいいと思う。」



画家の青井くんは勿体ぶった感じの、それでいて

ハッキリとした口調で言った。



全く真逆の内容で

間が空いてしまった。


言葉が出なかった。


たしかに、随分連絡さえしてなくて

自然消滅を狙ってるのかもなぁと思ってるところあったけど


何せ、激しく愛情をぶつけてきたのは、青井くんの方だったから。

その青井くんから別れよう、だなんて

一方的に、しかも電話で告るなんて


騙されてる感じがした。


なんとも情けないというのか、お互いのこと

まだ知らないし、意見を交し合ったりしてないじゃない。


個性をぶつけ合ってもないのに、

合うも合わないも無いでしょ?



だけど

そんなこと言わない。

もう

青井くんは気持ちが決まっていて、私の意見なんて耳に入らないと思う。


私は承知した。



なんだったんだろう。


すごく、虚しい付き合い方だった。


キツイいいかたすると

高校生みたいな恋愛だった。


自分に都合が悪い女のコには興味が無くなるんだ。

飾りの恋人だったんだなぁ



同時に、青井くんは

自分以外の誰かを本気で愛したこと

ないんだろうなぁ。と感じた。


セックスする事がオトナの恋愛じゃないよ。

むしろ、その逆だ。


精神的に絡みたかったんだけど

彼には必要じゃなかった。


「仕事が忙しくなって、構ってあげられないし、

この先、結婚とかしてあげられないと思う。

君に悪いところがあるわけじゃないんだ。

きっと同じ事考えてたと思う。」


そんなこと言った。


そんなこと考えてない。

私は、沢山話す必要があるなぁ、って思ってたんだ。




安っぽいシナリオだなぁ。とガッカリ。


ただ、興味が無くなったってだけじゃない。

キライになってくれた方が、ずっと良いのになぁ。



だから、私は彼が好きだったけど

なんだか、ピンとこなかったのかもしれない。


軽い感じが、頼りなくてぐっとこなかったから。




いい経験になった。