$胡麻と米粒を落としてその上に七味やら胡椒を振りかけたくらいの星空


思い出して空を見上げれば
それはそれは静かに
月が微笑む
光のない闇に飲み込まれた僕に
何億年も昔から 繰り返したように
Moonただ粛々と
穏やかに優しく朝を待つ

どうしようもない悲しみも
破裂しそうないらだちも
届かない 聞いてもくれない
答えは すでにあるように
繰り返す大きな時に変わりがないように

涙で滲んで空を見上げれば
それはそれは静かに
月が微笑む
絶望に手をつく少女は
亡くした母の 面影を見るだろう
Moonただ粛々と
穏やかで優しく道を照らす

どうしようもない悲しみも
破裂しそうないらだちも
届かない 聞いてもくれない
答えは すでにあるように
繰り返す大きな時に変わりがないように

挙句の果てに空を見上げれば
それはそれは静かに
月が微笑む
小ささに嘆く少年は
生まれた意味を知るだろう
Moonただ粛々と
穏やかで優しく道を進む

どうしようもない悲しみも
破裂しそうないらだちも
届かない 聞いてもくれない
答えは すでにあるように
繰り返す大きな時に変わりがないように
届かない 聞いてもくれない
答えは すでにあるように
繰り返す大きな時に変わりがないように