ヒイロありがとう、またね! | 天色!DIAMOND

ヒイロありがとう、またね!

2021年11月25日22時30分頃、我が家の愛犬 


ヒイロが旅立ちました

 

2004年6月28日 京都生まれ 


ロングコートチワワ ♂

 

17歳5か月、人間でいうと、84歳らしいです

 

このブログのアイコンもヒイロです

 

昨夜、仕事から帰ってくると、ヒイロが少し様子が違うような気がし、

 

母親に聞くと、17時頃から痙攣してはおさまりを繰り返していたらしい

 

2年くらい前から痴ほうの症状がみられ、まっすぐ歩けず、右に

 

ずっとくるくる回ってた

 

それでも長く歩いてた方だが、ここ最近になって後ろ足が突っ張った

 

まま曲げにくくなり、歩きにくくなってた

 

食欲はあったので体力はあったんだろうけど、一昨日からあまり

 

食べなくなってた

 

先にも書いたように、痴ほう症だったため、子供のころはすごく頭

 

が良く、いろんなことを覚えていたのに、全てできなくなってた

 

でも、芸を教えるために家族として迎えたわけではないので、何も

 

できなくても、大切な大切な家族の一員だった

 

昨夜は帰宅してからずっと頭や体を撫でてあげてたんだけど、もう

 

目の焦点が合っておらず、お迎えが近いことが容易に感じとれた

 

そう思っていた時、うちの母親が近づいたら、左手を前にちょんちょん

 

って招くような動作をしたんだよ

 

これは、子供の時から頂戴って要求する時か、撫でてって時にやる行動

 

だから、母に「撫でてあげて」って伝え、やさしく撫でてもらった

 

大好きなお母さんに撫でてもらってすごく嬉しそうだったよ

 

すると、ヒイロの口が「あ」って感じで開いたんよ

 

その後はゆっくりと静かに・・・

 

母曰く「最後に『ありがとう』って言おうとしたのかもしれんな」と

 

ヒイロは子供の頃から目を開けて寝るので、いつもと変わらないかのように

 

自然に永眠しました

 

痙攣が起き始めるまではいつも通りだったらしいので、しんどかったのは5時間

 

くらいと短かったのが救いです

 

うちに来たときは、片手に乗るくらいの大きさで、「大丈夫なのだろうか!?」

 

と心配になったが、元気に育ち、チワワとは思えないガッシリとした骨格に

 

なったねw


名前の由来は、陽の光に透けた毛の色が金色だった


から「太陽の色の毛で、犬は狼の子孫だから」


ということで、「陽狼=ヒイロ」にしたんだよ


ロングコートチワワの中でも、毛が長く、毛量も


あるので、本当に綺麗だった


顔も可愛いから、いつも女の子に間違われたよね

 

元気が良すぎて椅子から飛び降り、後ろ足を骨折


したよね

 

痛そうにしてるけど、数日経ったら、引きずってる


足がケガした方とは反対の足で、演技過剰だって


バレたよねw

 

俺が仕事から帰ってくる時間が近づくと、毎日玄関


で待っていてくれたよね


眠くなるといつもグズリだすから、うちの母が


「あんたは本当にゆーじ君に似てるわ」


といつも呆れてたよ

 

本当に頭がよく、普段は嫌がる服も、寒い日は自分


から着せてって示す

 

その時の行動は、くるっと一回転し、背中を見せた


状態からこちらにチラッと顔だけ振り向く

 

通常の気候では絶対にやらないけど、寒い日のみ


「寒い?」って聞くとプルプルって震えて見せる

 

きちんと意思疎通ができて、本当に賢い子だった

 

俺にムカつくと、俺が歩く歩幅の数歩先におしっこ


をして、おもいっきり踏むように仕組んだよね

 

あれは本当にイラっとしたもんだわ

 

お母さんが事故に遭った時、病院に泊まり込みで付


き添ってたから、一人ぼっちにしちゃって淋し


かったよね

 

そのせいで痴ほうが進んでしまい、本当に


ごめんなさい

 

ヒイロには近所で飼われていた『ゴンちゃん』とい


う同じロングコートチワワの大親友がいた

 

犬嫌いのヒイロはどんなに小さくて大人しい女の子


であっても、犬には近寄らない

 

でも、ゴンちゃんだけは、遠くからでも見つけると


大喜びで走って行ったよね

 

 

気が強いゴンちゃんと臆病なヒイロ

 

性格は全然違うのに、本当に仲が良かった

 

ゴンちゃんも心臓病により、2年前くらいに先に


旅立って行った

 

だから、今頃2人で走り回ってると思う

 

思うように動けなくなってたから、親友と一緒に


自由に走れるようになってたらいいね

 

ゴンちゃん、ヒイロをよろしくね♪

 

火葬場に連れて行くために、無地のダンボールを


用意し、普段から使っていた毛布や大好物の


チーズを入れてあげた

 

その他に

 

この敷物を入れた

 

これは、ヒイロが生まれた所のブリーダーさんが、

 

「お母さんのにおいがついた布なので、安心すると


思う」

 

と一緒に渡してくれたもの

 

17年以上経っているので、もちろん匂いは消えてる


だろうけど、我が家に来た時の同じ布を敷いて送り


出してあげました

 

また、衣装持ちのヒイロは、みんなから


「おしゃれね」って褒められて

 

たので、よく着ていた服も入れてあげた。

 

寒いのが大嫌いだから、温かい服を持っておかない


とね

 

 

 




 

 

市役所に届け出をし、そのまま火葬場を向かう


ため、もうこの家には戻って来れない

 

だから、箱に入れた状態で最後に家の各場所を一緒


にまわった

 

ここでいつも寝てたね


玄関でいつも待ってくれてたね


この窓からお母さんをさがしたよね


台所でおしっこして怒られたよね


庭で草抜きしているお母さんに抱っこをせがみ、


片手に抱えられた状態で寝てたよね

 

楽しい思い出はたくさんあるけど、それ以上に、


もっとこうしてあげればよかった、一緒にいる時間


を長くすればよかったと後悔するばかりです

 

市役所に書類を届け出、火葬場に連れていったり


と、一つ一つの行動が

 

ヒイロはもうこの家にいないって証明していってい


るようで本当に辛い

 

そして何より、時間が経てば、覚えていたいことも


少しずつ忘れていってしまうのが本当に怖い

 

だからこそ、少しでも文章にして残しておこうと


思いました

 

でも、書いても書いても書き足りない!

 

本当に大切な思い出ばかりです

 

大好きなヒイロ

 

俺の家族になってくれてありがとう

 

そして、また絶対会おうね!!