前回の続きから。

改札を済ませホームに向かうと黄色い一両のディーゼルカーがカラカラとアイドリングして待機してました。

ここから角館まで94.2㎞、3時間40分のローカル線の旅の始まりです。
小さな車体にエンジンを唸らせながら山の間を縫う様に走って行きます。

元々この秋田内陸縦貫線は鷹ノ巣~比立内が国鉄阿仁合線、角館~松葉が国鉄角館線として営業してました。
かつては阿仁鉱山の貨物輸送で賑わいも見せていましたが、鉱山が閉山し貨物輸送も廃止されると衰退の一途を辿り、廃止対象路線となってしまいました。

その後第三セクターの秋田内陸縦貫鉄道が1986年に阿仁合線と角館線の経営を引き継ぎ、1989年に比立内~松葉を開通させて1936年に開業してからようやく全線開通となりました。

こちらのホームページにそれらの概要が書いてあるので参考にしていただければと思います。
http://homepage3.nifty.com/kumanotaira-mura/

鷹巣を出ると列車は秋田杉の林の中を右に左にアップダウンを繰り返しながら進んで行きます。
阿仁合までは戦前の開通区間なので線形がキツイのでなかなかスピードが上がりません。

鷹巣を出て40分、阿仁前田に到着。
ここは日帰り温泉も併設されている温泉駅です。


列車交換を終え、再び走り始め15分で阿仁合に到着。
ここで時間調整の為18分停車します。


ここには秋田内陸縦貫鉄道の本社と車両基地があり線内で一番大きな駅です。

乗務員も交代し、角館に向けて走り始めます。
阿仁合から先、萱草~笑内(おかしない)間の撮影名所、阿仁川鉄橋を渡り程なくして阿仁合線時代の終点、比立内に到着。
かつては貨物扱いもしていたので構内には遺構が残っています。
その頃は賑わいも見せていたのでしょうが今ではひっそりとした無人駅です。
ここで列車交換の為3分停車。定刻に交換をしてこの後は最後に開通した区間に入ります。

後半へ続きます。




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