
我々はまだ安全圏にいない
国家に巨大な武勲を立てながら 権力者に忠殺された軍人の例は
過去にいくらでもある
ここは出来る限りの手を打つ
絶対ヘンは死なせんぞ
敵国の工作員に連絡して 他の国が狙っているむねを流布させるんだ
敵の艦隊五千隻では 数カ国と国境を接する敵国では 不十分
もうわが国に艦隊を送る兵力はないが…
いちばんいいのは 我々が首都星につくまでに降伏してくれることなんだが
そう事はうまくいかない
通常は2日で帰れるところ
理由つけて3日かけて 帰ることにしよう
とりあえず 怪我人の収容が済んだら
戦勝パーティーだ。

午後3時半
戦勝記念祝勝会始まる
ヘンも歌うことになったが
恥ずかしいとごねだす
じゃあ という事で近事のお母さん
(ヘンはこう呼んでいる)
に手をつないで歌う事に
歌は
時の流れに身をまかせ
(台湾‐日本‐韓国)
だ
その直後 彼女の運命を変える通信が…
パーティーを中断して それに聞き入る艦隊の皆
私はイストラムー 宇宙艦隊指令
親愛なるワルキュリア皇帝陛下
レムリア公の御言葉を伝えます
相手国が降伏の仲立ちをしてくれと打診してきました
これ以上の戦争の長期化は両国の間に甚大な溝をつくることになるであろう
降伏の即時受け入れを願います
それから 書面には記さないが これ以上の流血行為は無用
との 公よりの御言葉です
公の信じる返信が来ることを願います!
この通信を傍受して ヘン艦隊の幹部は驚喜した
イストラムーの皇帝の言葉には ワルキュリア皇帝といえど逆らえない
降伏の受諾はほぼ確定だ
そして 流血行為は無用っていうのは ヘンを罰するなと言っているのは誰の耳にも明らかだった
やったぞ イストラムーのレムリア公にまで認められたんだ
大手を振って帰れるぞ。
ヘン艦隊はノーマルスピードで首都星に凱旋を開始した
(16:10)。
イストラムーからの通信がすべてを変えた
帝国のとんでもない歓迎ぶり
ヘンの戸惑い 姉の野心などを描きます
次回は 光の中心へ