★後に続く冒険者達に捧ぐ | 因幡のファンタ爺スタ

因幡のファンタ爺スタ

好きな言葉は 逆手に取る(笑)


あんたが夫の偽者ってことは 分かってた
この刺し傷も私には大した傷ではない
外へ出ようか!

さゆりは偽者君を連れてそのこ達のところへいく

あれ 脚がある なに偽者だったのか?

そのとおり 私が超能力者であることも確められた

じゃあ この男懲らしめるのか?

とんでもない この男も事情があって私の相手をしただけだし ほんの実行犯の一人だろう

でも さゆりちゃんの大切な思い出を踏みにじったんじゃ

私はそうは思わない 大事なのは私が生きてこの霊廟から生還すること

実は 戦争をはじめるきっかけになるところだったんだ

前の女王の姉を殺されたら 若い王様が軍事行動を起こすだろう

そうさせるための裏工作だった この不思議なペンダントを押し付けられたときから こういう結末になることは分かっていた

じゃあ この男には怨みはないと

もちろん こんなおばさんとキスするはめになった不幸な工作員ってとこだな

霊廟には幽霊なんて出ない ペンダントから遊離して出現し 私を倒したら またペンダントに隠れる手筈だったんだろう

シャカ 後でこの男を好きなところへ送ってやってくれ 私はなんの怒りも覚えないんだから

さゆりちゃん フラストレーションが貯まらない?

そのこ よく聞け 大事なのは生還することだって言っただろ 生きて帰ることはプライドや自尊心の上に位置するんだ

戦争で強制的に戦地に送り込まれる兵士と違って 我々は半分趣味でやっているからね

生還するためには プライドや自尊心は二の次に考えろ これを世界中の冒険者に対する私からのメッセージとする
なんてな!

さゆりちゃん!

どや 今日は尊敬の眼差しで見て構わないぞ!

さゆりちゃん 今日はぜんぜん酔ってないね!

霊廟の幽霊騒動はさゆりちゃんの気転によって 一件落着と相成った。

総括編も、お楽しみに。