10年位前に 陶芸を習っていて

お皿や

お抹茶茶碗や

あかりとり なんかを作った


陶芸の先生はアメリカ人で

学生の時に来日し

日本に魅せられて永住

英語の先生をしながら

陶芸をしながら

日本人女性と結婚して子供を育て

ハワイで個展があるからと

半月くらい仕事を休んでバケーション

なんて自由なんだと

うらやましく思った
 

ヨレヨレのトレーナー着て

お昼ご飯はコンビニのサンドイッチ

いつも元気でパワフルで

壮大で奇抜な作品を創る


発表会は町家を貸し切り

和の雰囲気を愛するけど

型にはまらない人


クリスマスには裏山に植えたもみの木を

ショベルカーで掘り起こして

家に運んで飾り付け


とにかくスケールが大きい

そんな先生の作品と

お話がとても好きだった



今の私は 洋食器を作り


たまにオリジナル曲を歌ったりする

子供に伝えたいこと、夫への想い、親愛なる人へのメッセージを曲にのせて

CDも作ってみた

レコーディングはあっという間だったけど

みんなの想いがカタチになったときは

言葉にできないくらい感動した


やっぱり想いをカタチにするのが好き



先生の生き方から

人生を楽しむこと

好きなことに一途になること

周りの人を大切にすること

そんなのに

国境や年齢は関係なくて

あるのは

情熱につき動かされる心だけだと学ぶ


私がいつか儚くなったら

お母さん、人生楽しんでたよね

って思ってもらえるような

生き方をみせられたらと思う