なんとなく、語ってみよ

幼稚園~小学校3年生くらいまで、私は虐められてた。
そんな小さい頃なんて、大した虐めじゃないでしょ。って思われるかもしれないけど、それなりにすごく辛かった。
幼稚園では、お絵描きノートに書いた絵を黒のクレヨンでグシャグシャにされたり、お弁当のグループに入れてくれなかったり、その程度だったけどその当時は本当に辛かった。母親に言って、母親が園長先生にその事を言ってる場面は今でもはっきり覚えてる。
もちろんそれで虐めがなくなるわけじゃなかったけど、まぁなんだかんだ言って無事卒園できた。
小学校に入学したはじめの頃はそれなりに友達もできて楽しかった。
でも1年生の1学期の終わり頃、一人の女の子のAが家のすぐ近くに引っ越してきた。
私の小学校は登校班って言って、近所の子で集まって登校しなければならないため、当然私はAを毎日誘って登校してた。
はじめはすごく仲良かったが、しばらくしてAが学校に馴れてきた頃いきなり虐めがはじまった。
原因なんてわからない。
ただ毎日毎日虐められた。
学校に行くのが怖くて、いつも母親にお腹痛いとか頭痛いとか言ってた。
でも仮病だってすぐにばれて、毎日学校に行かされてた。
学校にいる間はAは何もしてこない。
ただ帰りに2人っきりになったり登校中も他の人が見てなければ何かしらやられてた。
お腹を殴られたり、蹴られたり、つねられたり、私の水筒のお茶を頭からかけたり、指を逆方向に曲げられて突き指させられたり、今考えると笑っちゃうけど、指かまれたり、毛虫触らせられたり、画鋲踏まされたり、あと、わさび口に詰められた事もあった。
どんなに辛くても虐められてることは恥ずかしいことなんだってその時は思うようになってたから幼稚園のときみたいに親には言えなかった。
言い返す勇気もなかったからずっと耐えて耐えて耐えまくったけど本当に辛くてある朝とうとう母親に泣きながら言った。
でもあまり本気にしてなくて、またいつものように学校へ行かされた。
その時の『いいからとにかく学校行きなさい!』って言った母親の言葉は今でも忘れない。
それからしばらくして、私は学校をズル休みするようになった。
母親が出勤する時間に無理やり途中まで連れて行かれてたけど、母親が行ったあと私は元来た道を歩いて帰ってた。
でも夕方、近所の子がその日のプリントや給食のパンとかを持ってくるようになってたからそれでいつも母親にはばれてた。
それからどうやって虐めがなくなっていってたかはよく覚えてないけど3~4年くらいして虐めはなくなった。
でも中学生になっても高校生になっても卒業した今でも友達は信じられないし、どんなに仲良くなってもあくまで他人だから怖いって感情が強い。
仲良かった人にまた虐められたら、って考えたら、あまり深く人と関わらないようになっていた。
人からは落ち着いてるね、クールだねって言われるけどそうじゃない。
本当は学生時代にもっと友達とはしゃぎたかったしバカ騒ぎもしてみたかった。
人と本気で関わるのが怖い。嫌われるのが怖い。
そんなことばっかり考えて過ごしてきた。
幼少時代に受けた虐めのせいで、なんとなく私の人生はパッとしない気がする。
虐めた本人はきっともう覚えてない。
そんな気がする。
過去に戻れたらその時の自分に少しは言い返せ、やり返せって言ってやりたい。
その時言い返したりやり返したりしてれば、少しは何か変わってたかもしれないなって今は思う。
でも当時の自分は辛い虐めに耐える事で精一杯だったんだろうな。
だからよく耐えたな私って思うようにする。
虐められた分、人に優しくできると思うから。