某気象グループの長男×四男の
J禁P禁を取り扱っている駄文サイトです。
◇18歳以下
◆J禁、P禁ってなに?
◇BLってなに?
◆ONは受け入れられない!
って方はご遠慮下さい。
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その足を風呂場に向けようとして、待って、と思って下着とパジャマを持って脱衣所に入る。
そして、やっぱり、と思った。
パジャマどころか下着の替えも用意していない。
「裸でベッドに直行するつもりだったわけだ」
本当にやる気満々だ。和也は溜め息をついた。
智が相手ならどんな体位であろうが付き合う気はあるが、それも疲れていなければの話だ。
引っ越し当日、早朝からクルクル働き詰めだった和也は、言われたことだけやっていた智とは疲労度が違うのだ。
「……まあいいや。今までやったことないことすれば、ひとまず満足してくれるでしょ」
もう一度溜め息をついてパパッと服を脱ぎ、ゼリーを後ろ手に持って浴室のドアを開けた。
「お。奥さんの登場だ」
智はガシガシと体を洗いながらニヤけた表情を見せる。
和也はうふっと笑うと、智の背後に回って言った。
「背中洗ってあげる」
「いいねぇ〜。それだけでムラムラしちゃうよ」
「うん。しちゃって」
どんどんムラムラしちゃってと内心でほくそ笑んだ。
ナイロンタオルで背中を洗いながら、空いた片手で智の体をいやらしくさわる。
チュッと耳にキスをして、智、と甘い囁きを吹きこむと、智がふふっと笑った。
「ヤバい、立ちそうなんだけど」
「まだなんにもしてないのに?」
「なんだよ、ずいぶん期待させる科白だな。奥さんはなにをしてくれるのかな?」
「あんまりやらしい期待はしないで」
「じゃあちょっとは期待してもいい?」
「んー、ちょっとはね」
和也はククッと笑うと、智の背後から、前をキュウと握った。
「はい、背中おしまい。頭洗っちゃって。オレ、体洗うから」
「洗ってやろうか?」
「ダメ。今日は汗かいたから、ちゃんと洗いたいもん。遊ぶなら綺麗にしてからね」
「…一理あるな。洗いっこじゃ汚れ落とせないもんな」
納得したらしい智が、素直に体の泡を流して洗髪にかかる。
隣で和也も、モコモコに泡立てたボディソープで丁寧に体を洗った。
浴槽につかった智が、のんびり和也の姿を眺めながら、ププッと笑う。
「なんか、泡怪人?泡星人?みたい」
「ゴシゴシこするより、泡で洗ったほうが汚れが落ちるんだよ?」
「俺、それダメなんだよ。たわしで洗ってもいいくらい、ゴリゴリ洗いたいタイプ」