2年前のあの日も 今日のような冷たい雨でした。


 2006年10月6日 雨  

 いつもなら出かける支度をしているはずの8時過ぎ

 丁度旦那さんは免許の書き換えの為 

 有休をとってのんびりしている朝

 子供達も それぞれ学校出かけていき

 朝ご飯の片付けをしているいつもの私

 電話がなりました。

 町内の役員を引き受けて半年

 それは初めてのお願いでした

 電話の相手はご近所の 安藤さんのお婆ちゃん

 「集会所に犬が住み着いて 1週間 悪い事はしないんだけど

  お宮さんの傍でうんちしちゃうから…   どうしましょう」

  安藤さんは 集会所のお隣に昔から住むお婆ちゃん

  集会所の敷地に小さな鳥居があり 

  そこのお掃除を何時もしてくださっている方です。

  いつもなら 「どうしましょうね?上の方に相談して連絡します。」

  なんていって終わる電話  今日は旦那さんも居ます。

  「一度見に行ってみますね。」

  そう答えて 私達は 集会所に向かいました。

  集会所の軒下に ダンボール箱と 

  草をいっぱいつけた汚れている犬が居ました
  
  中型犬 で 白と茶色 少しウェーブのかかった タレ耳犬

  凄く脅えて 固まっています  

  悲しそうな瞳でじっと座っています。

  悪い事はしなさそうな おとなしい犬でした

  クッキーを見せて 「おいで」と言っても 警戒して近づきません

  「いつからかいたのよね 悪さしないけど 皆がえさあげるから

   うんちしちゃうし いつまでもおいて置けないし ごめんなさいね。」
  
  と お婆ちゃんも 困った挙句の連絡だったようです。

  旦那さんは 持っていった紐をつないで 家に連れて行こうと

  でもびくとも動きません ガンと足を突っ張っています。

  私は もしもの為に持っていった 古いシーツで その犬を包み

  思い切って抱っこしました

  何かするとは 思わなかったからです。

  家のワンよりはるかに大きいそのコは ずっしりと重さがありました。

 

続く…