雲はタバコの煙 -2ページ目

『愛と嘘』

オマエに心配掛けたくなかった日

嘘をつき一人で抱え込み

嘘で笑えた日もあれば

嘘で泣かせた日もあった

だけど「愛してる」の一言は

オマエ以外の女には

嘘でも絶対言わねぇよ

たとその日がエイプリルフールでも

『失う恋』

恋人に振られて失恋した日

もう恋なんてしたくないと思う

だが時が過ぎ色んな人と出会い

気が付けばまた誰かを意識し

誰かを好きになっている

失恋した時には淋しくて辛いが

別れるという事は

その人間は運命の人ではなかったという事だ

結婚して子供まで作って愛し合った仲なのに

毎日のように何百組の夫婦が離婚する現実

それだけ運命の人に出会うのは難しい

だけど失恋は悲しい事ではなく

運命の人に出会う為の通過点

遊び遊ばれ捨てられ捨てて

本気で恋する片思い

遊びで捨てる恋遊び

出会いと別れを繰り返し

やっと出会える人がいる

恋する事を諦めて

出会えた人と出会えずに

すれ違い

一生会えぬ運命の人

今なら思える

アナタに出会う為に

あの時失恋したんだと

失恋はアナタに出会う為の通過点

そして失恋の傷を癒してくれるのは

次の恋だけだ

人を愛し愛されない人生なんて

人生じゃない

『亡き友』

気が付くと

窓の外が青白くなっていた

人には言えない悩み事

電気を消した部屋

ベッドの上で布団を被り

自分の悩みや将来や色んな事を考えていた

生きていると

人生に疲れる時がある

タバコをくわえて火を着ける

煙りを吐き出し目で追う

二年前に鬱病で自殺した親友

助けてやる事が出来なかった

その事をたまに思い出しては

今でも悔やみ胸が痛む

アイツが自殺したのは

桜が散り終わった春だった

桜と同時に散るように

アイツはオレに何の相談もなく

この世を去っていった

棺桶の中のアイツは

とても悲しそうな顔をしていた

いつも明るく笑顔の絶えない奴だった

正義感も強かった

最後のアイツのメール

「ごめんm(._.)m」

なんで話してくれなかった

アイツを思い出す度に涙が頬を伝う

今でもアイツが死んだなんて信じられない

まだどこかで生きていて

電話が掛かってきそうな気がすんだよ

生まれ変わってもまた

アイツと親友になりたい

今度は死にたくなったらオレに相談しろよな

オレの命懸けてオマエを死なせたりなんてしないからよ

また一緒に酒飲みたいな

馬鹿野郎のオレとオマエで