カウンセリングとは その1 | スポーツクラブの支配人の起業への道のり

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こんにちは。
北村純です。

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今日はこころラボの傾聴士の認定試験です。


カウンセリングは、いろいろな理論に基づいて、

行われますが、その理論に則って最後まで実践されなければ

なりません。


例えば、精神分析という理論なら、

最初の見立てから最後まで精神分析のやり方で

カウンセラーと向き合います。

転移や逆転移など、精神分析理論で起きる現象を

判断しながらカウンセリングしていきます。


一方、ロジャーズの考えるクライエント中心療法は、

見立てを行いません。

そこから、依存的な関係ではなく、

問題を抱え、不適応の状態を抱えているクライエントが

望ましい方向へ自分が主役として変わっていく力があると

考える理論です。


よくカウンセリングに行けば、

問題をカウンセラーがアドバイスをし、解決してくれると

思われる方が多いですが、

そうではないのです。


おそらく初めてカウンセリングを受けて、

解決してくれると期待していたクライエントは、

最初に期待していたのと違い、

アドバイスももらえないし、

時間もかかりそうだ。

でもこのカウンセラーと一緒に取り組んでいこうと、

思っていただくことが大切なのです。


とくにロジャーズの考えるクライエント中心療法は、

クライエントが自分で問題を見つけ、

自分で取り組んでいくのです。


こころの問題を抱えたひとだけでなく、

もちろん健康なひともカウンセリングは必要といえます。


以上のことから、

カウンセリングで行われる、

カウンセラーのうなずきや発言や表情などは、

細心の注意がはらわれ、

クライエントが自分で自分を理解していくように、

寄り添っていくのです。


これが非常に難しいことですが、

カウンセラーは実践しなければなりません。


カウンセリングとは その2 に続く





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