こんにちは。
北村純です。
10分以内でできる食事を、
あり合せでサクサクっと作ってみてます。
材料費100円もかからないのでは??
そして、今まで早食いだったのを変えようと…
そうなんです、異常に早食いで…
スポーツクラブというところは、
忙しすぎるというより、
自分で忙しくしていただけなんですけどね。
お弁当なんか、3分~5分で食べてしまっていました。
これは危険すぎますね。
これは、長芋としめじのチャーハン
胃腸炎をしてから、
もとにもどったといいますか、
少食になりまして(もともと小食だったんですよ)。
それで、早食いは変わらず続けていて…
ある内科医の方の論文を拝見したところ…
『ファーストフードの普及にともなって、
最近は口当たりのよい柔らかい食べ物が多くなってきました。
ファーストフード食とごはん食の食事時間と咀嚼回数を比較すると、
それぞれ、13分28秒、8分27秒、1019回、562回と
いずれも、前者は後者の約半分と短く、
ファーストフード食ではよく噛まず、早食いになる傾向があるようです。
早食いが過食につながり、肥満を誘発し、
糖尿病コントロールの悪化を引き起こすことは
日常臨床よく経験することです。
早食いの弊害としては、
第一に早食いは食事のもっている本来の味わいを楽しむことなく、
ひたすら食べることで満足感を得るため、
質を量で代償する結果となり、
過食を引き起こすことがあげられます。
第二に、よく噛まないで食べることの弊害もあげられます。
糖尿病患者さんの咀嚼能力を調べてみると、
低下していること、さらに咀嚼能力の低いものでは
血糖コントロールが悪いことも明らかになっています。
なぜよく噛むことが重要なのでしょうか。
食事の際よく噛むと舌や歯からの刺激がヒスタミン神経系を活性化し、
食欲中枢に作用して食欲を抑制し、
さらに交感神経系を刺激して褐色脂肪細胞のエネルギー消費を増大させるのです。
これらを支持する成績として以下の報告があります。
食事前にガムを噛ませた場合と噛ませなかった場合とで、
ソーメンを満腹になるまで噛まずに飲み込ませると、
その摂取量は前者が後者より減少すること、
また食事をチューブを用いて投与した場合と、
よく噛んで食べさせた場合とで食事誘発性熱産生を比較すると、
前者は後者の1/4に過ぎないことが報告されています。
これらの成績から、
口当たりの良い柔らかいものを食べたり、
早食いをすると肥満しやすいことが理解できます。
次に早食いの血糖値と肥満への影響についてみると、
肥満糖尿病患者さんの早食いが
糖尿病コントロールの動揺性に関与することが指摘されています。
また、糖尿病患者さんの1日3食、3日間の平均食事摂取時間と
肥満度との関係を検討した成績では、
両者に負の相関が認められています。
さらに血糖コントロールが安定しているものについて連続2日間、
朝食を、1日目は5分間、2日目は15分間で摂取させて
食後血糖値への影響を調べてみると、
早食い群では、食後の血糖値かが高値を示しています。
健常者についての同様な検討でも、
早食い群で食後血糖値の高値が報告されています。
これらの成績から、早食いは食後血糖値の上昇を引き起こすとともに、
肥満を助長し、血糖コントロールの悪化をもたらすと考えられ、
よく噛んで、ゆっくり食べることの重要性が理解できます。』
これは、鮭とほうれん草のポン酢うどん。
これは、牛肉とほうれん草のオイスターソース生パスタ。
朝ごはんを10分以内で作って、
ゆっくり、ゆっくり噛みながら、
スマホも触らず(病的に見てしまう傾向があったので反省)
食事をする習慣をつけています。
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