白衣高血圧、つまり診察室で測ると高血圧になってしまうけれど、家では正常値という人には頻繁に出会います。
一般的には、高血圧と診断された人の3割位は白衣高血圧と言われていますが、もっと多いように思われます。
皆さんが家庭血圧を測る習慣があるのは、話を聞くと確かなようです。ウソをついている感じはしません。
しかし、診察室では、きちんと血圧測定方法を学び数多く実践してきた看護師や医師が測定するわけですから、そちらが正しく、素人が測定する家庭血圧が間違っているとするのが筋のような気がするのですが、家庭のリラックスしたふだんの血圧という事で家庭血圧が重視されます。
・・・そんなに緊張しますかね、診察室では。
中には、急いで来て直後に測ったからとか、レントゲンで服を脱いだ後で寒かったからとか、血液検査で注射して怖かった後だからとか、先輩に挨拶してドキドキしたからとか・・・
いろいろ血圧上昇の理由があるようです。
本当は、お手洗いを済ませて2分位安静にした後に測る決まりのようですが、現場では何も指図している様子はありません。
本当は、背もたれ付きの椅子に座り、背もたれに背中をつけて測る決まりのようですが、現場では、スツールに座り、はい腕をのせてと言われ前かがみになって測ることもあるようです。
前かがみになると、血圧は上がります。
腕に巻くカフも、ゆるいと高くなります。
カフが心臓より低いと高くなります。
もう、こんなに白衣高血圧が多いとなると、測定方法をきちんとやってもらいたいものです。
そんなに難しくないですよ。
健診では、最初に血圧測定から始めるようにして、始まる5分前には寒くない所で待っていてもらい、背もたれ付きの椅子を置いておけばいいのです。
待っている間は会話せず、誰に会っても挨拶もしないという事を周知してもらいます。
その位はしてもらいたいものです。
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診察室が緊張するというなら、リラックスムードにすればいいわけです。

