先日の漢方学会で、吉岡薬局の勤務医の講座中の余談で、恩師の山本厳先生が常日頃から「腹から下を温めて。靴下、パンツは二枚以上、すててこも忘れずに」が口ぐせだったというような話を聞きました。冷えとりは間違えてなかったんだなと思う一コマでした。

漢方も、出すメーカーによって内容量が全て違う。煎じ薬とエキス剤もしかり。西洋薬のようにすべて同じ内容量とはいかないので、なかなか現場活用も症例発表に使うとしてもデータがとりにくいという問題をかかえているようですが、何千年も昔の先人の知恵を使っているし、細かな症状に対応しているのはむしろ漢方ではと思えた勉強会でしたので、自分の種、肥やしにしていきたいです❕