こんにちは

たなか かずよです。

8月に入り、夏本番の季節。



夏と言えば、向日葵です。



今は、なかなか見る事の無くなった風鈴ですが、夏の風物詩の1つですね。


元来、中国から伝わった風鈴ですが、唐の時代の中国では、「占風鐸(せんぷうたく)」と呼ばれ、その音や風の向きで吉凶を判断する占いの道具として使われていたそうです。



風鈴の涼しげな音を聞くと、それだけですっきりとした気分になりますよね。


風鈴には、癒しやリラックス効果があるんです。

ストレス解消や癒しをくれるんです。



そして、風鈴は、魔除け厄除けとしての道具として、使われて来ました。


風鐸は風が吹くと、可愛らしい音で和ませてくれますが、音には浄化作用があり邪気を払う力があるんです


平安時代以降その音が届く範囲は災いや疫病から守られると信じられていました。


風鐸は風鈴と名前を変えて一般庶民の間に普及し、疫病の流行しやすい夏を中心に自宅に吊るして無病息災を願うという風習になりました。


風に吹かれて鳴る音色が心地良いと、今では夏のそよ風の存在を感じさせる夏の風物詩へと変化しています


コロナのこの時代こそ、風鈴で邪気払いをしたいですね。


昔からの知恵は、素晴らしいと改めてかんじます。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


              たなか かずよ