2011/10/1
『Edacious cheers Tour』
@キネマ倶楽部
COMEBACK MY DAUGHTERS
始まる前から終わった後のような、温まった空気。
全ての人が期待を持って、始まるのを待ちわびているのが伝わってくるような。
悪く言ってしまえば、ダラっとしているような笑、そんな空気でした。
しかし一転、始まった瞬間にその空気はさっと塗り替えられる。
1曲目《Secret Castle》の、美しい鍵盤の和音と、そこに乗っかる高本さんの、どこまでも透き通ったハイトーンボイス。
一気にステージ上へ引き込まれ、スーっと何か浄化されていくような、そんな空気へ変わった。
うっとりするのもつかの間、『OUTTA HERE』の曲を最初からたたみ掛け、CBMDお得意のユルくて踊れるチューンを連発！
始まる前から温まり切っていたフロアを、更に盛り上げていく。
踊らずにいるなんて不可能な空間。
カントリーっぽさ満点の《Slow Down》、こんなに平和な曲でフロアがあんなに踊り狂っているの、凄いと思う！
CBMDだからこそ成せる業ですね。
CBMDの作り出す世界は、温かくて、笑顔に溢れている。
踊れる曲も、ゆったり聴く曲も、心地よいペースというか。
誰も置いていかないんですよね。
「それぞれのペースで楽しんで良いよ」というスタンスなんだけれども、気付いたらみんなが一緒に踊っている。
自然とそうさせる曲の数々、メンバーの作り出す空気が絶妙だと思います。
あんなに終始気持ち良いライブ、中々無いでしょ？
セトリも過去の音源からバランス良く曲をやってくれました。
個人的には大好きな《Bored Rigid》が聴けて嬉しかったです。
夏の終わりのような、どこか寂しげな空気が漂う曲。
サビの高本さんの声の伸び、最高でした(´ω｀)
MCで高本さんが、『本当にいいバンドになった。今後に期待しかない。』と話していたのにグッときてしまった。
本当にそう思います。
期待しかない！！
最高にユルくて一切押し付けがましくないのに、ライブ後の余韻といったら半端なかったですよ。
楽しかった！！！
1.Secret Castle
2.Why
3.Yours Truly
4.Mona Lisa
5.Slow Down
6.Have Lancho
7.Boys Don't Cry
8.Seasons and Silence
9.Sissy Walk
10.Night Moves
11.Carpenteria
12.Vice&Vice
13.Henji ha iranai
14.Strange Boy
15.Lavender
16.Bored Rigid
17.I Want You To Know Someday
18.Always on your side
19.See you later alligator
EN.
20.Desperate
21.Fully Naked And Closed
WEN.
22.Bite Me
23.Oh Smoke Sister