大分県教育委員会は24日、勤務先の女子更衣室に盗撮目的で小型カメラを設置したとして、県内公立中の男性臨時講師(20歳代)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 県教委によると、男性は7月5~18日、盗撮目的で校内の女子更衣室に小型カメラを複数回、設置した。8月に私用で出かけていた県外のスポーツ大会で禁止されていた撮影行為をしたと大会関係者から勤務先の中学に連絡があり、校長が本人に事情を聞いたところ、7月の盗撮を明かしたという。男性は県教委に対し、「信用を裏切り、申し訳ない」と話しているという。

 また、県教委は県内で女性(10歳代)のスカートの中をスマートフォンで盗撮したとし、県警が18日に性的姿態撮影処罰法違反(撮影)容疑で逮捕した大分市立中教諭(38)を懲戒免職処分にした。

 監督責任を問い、男性と教諭が勤務する学校の校長2人を減給10分の1(1か月)、教頭3人を戒告の懲戒処分とした。

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