何もしないよりはマシ!? 追い詰められた時の作戦とは

 さまざまな呪文が登場する『ドラゴンクエスト』シリーズ。敵を攻撃するものから仲間のサポートまで、幅広い呪文が存在します。しかしMPの回復方法は限られているため、冒険中は常にMPの残量に気を配りつつプレイするのがお約束といえるでしょう。

 

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 とはいえ、ゲーム序盤ではそもそもアイテムも充実しておらず、あっという間にMPが枯渇してしまうことも……。呪文封じの「マホトーン」などにかかってしまえば、MPがあっても呪文が使えずピンチに陥りがちです。

 

 そんな「呪文が使えない状態」の時、どうやってその場を切り抜けるのがいいのでしょうか? 多くのプレイヤーが実践した、苦肉の策をご紹介します。

 最も簡単に実践できるのは、ひたすらに「ぼうぎょ」で対応する方法です。守りを固めて被害が広がらないよう、戦闘を切り抜けることに専念する作戦といえます。ドラクエシリーズの魔法職キャラには、与える物理ダメージが1桁程度であることも珍しくありません。そのため、下手に敵の攻撃で瀕死にされるよりも「ぼうぎょ」でその場を凌ぐ方が得策な場合があるのです。

 また「ぼうぎょ」以外にも、仲間のピンチにはアイテムでサポート役に回ることも。物語が中盤に入っていれば、さまざまな「どうぐ」が使用できるはず。普段は「ホイミ」を使うところでも「やくそう」や「けんじゃの石」を使って、パーティーの回復役に回すこともMPを使わずにできる戦法といえます。

 さらにアイテムが充実して余裕があれば、特殊な攻撃系アイテムを使用する戦法も効果的です。「はじゃのつるぎ」などを使えば、一定のダメージを繰り出せるので、キャラクターの立ち回りによっては攻撃優先に切り替えることも。パーティー全体のMPが枯渇してくると、急に頼もしく思えてくる存在です。

 

 それでも苦戦を強いられる場合には、最終手段として「にげる」の一択をとることもあるでしょう。全滅してしまっては元も子もありません。とにかく宿屋を目指すか、またはダンジョン内にある「回復の泉」を求めてひたすら逃げます。

 

  勇者たるもの、逃げるのも戦略のうちです。……とは言っても「しかしまわりこまれてしまった!」なんてことも珍しくないので、固唾を飲んで戦闘結果を見守った人は多いのではないでしょうか。

 

  ちなみに、SNS上では「ドラクエ6だったら、MP不足の時に備えてキャラの誰かをスーパースターにして、MPを使わずに回復できるハッスルダンスで対応する」「ドラクエ11なら、ひたすら敵を殴ってMP回復に徹する!」などシリーズに応じて対応策を使い分けているユーザーの声も見られました。

 

 現実世界でも使いたいぐらい定番の「ルーラ」や、何が起こるか予測不能な「パルプンテ」など、個性的で魅力ある呪文が豊富な『ドラクエ』シリーズ。MP0のピンチを、皆さんはどう切り抜けていましたか? 歴代シリーズによる違いを振り返ってみるのも、面白いかもしれませんね。

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