自分レスキュー
ただいま。
帰りに、宮村先輩にばったり会いました。
「あーカオリちゃん久しぶり」
「宮村さーん。今帰りですか?」
みたいなね 普通に会話してたらば。
「そういえばさ、あいつのこと きいた?」
と 宮村先輩のひとこと。
もちろん、あいつ=彼のこと。
久しぶりに聞く、彼のはなし。
あいつのこと?
何?なになになになに?
もしや 結婚?結婚?結婚?彼の結婚が決まったとか?
「いえ… 聞いてませんけど
…なにか あったんですか?」
結婚?え こんな 何の前触れもなく聞いちゃうの?私。
心の準備もできてない。どうしよう。どうしようどうしよう。
ついにこの話を聞く日がきたんだろうか。
あぁ私が何もしない間にどんどん彼は彼のことを進めていたのか。
何もしない間に距離だけは広がっていくのか。
一瞬でいろんなことを考えて
「あいつのお婆ちゃんが亡くなったみたいでね
暫く実家に帰るらしいよ。だから仕事も暫く休むって」
はぁぁぁあぁぁぁぁああーーーーー。
ちがったーーーーーー。
お婆ちゃんのことにはびっくりして、
(彼から、お婆ちゃんの話も少し聞いていたから。)
そして、そのこともショックではあったけど、
2006年になってこれまでで 一番、
心臓が裏返った一瞬でした。
彼のことちっとも薄れてなんかないのね…
あんなに心臓が煩くなるなんて全く予想外だった。
(…でもないか。 予想できたことだね?)
それからの帰り道でもずっと落ち着かなかった。
あー。弱いなぁ私。
あんな状態になったときの対処の仕方がさっぱり解りません。