54GOLF Summer Camp 2015 Day4♬

サマーキャンプ4日目は薄曇りの朝になり、非常に涼しかったです。25度程度でしょう。

練習開始は7:30です。

練習メニューは重要視しているウエッジのクラブの使い方とタッチを磨くための打ち分けです。

練習はゲームを交えたり、色々と工夫しています。

距離を歩測するところから一緒に私は行います。
習慣をつけて欲しいから。
習慣は財産になり、必ず距離感、タッチに繋がります。
ただ、打つだけは打ち方の練習にしかならず勿体無い。

ラウンド前のレンジでは前日までのラウンドを見て、一点を指摘します。
これはインストラクティングとしては当たり前の事ですが意外に難しいです。

私自身も経験がありますがスタート前に何を意識するかで大きくラウンドは変わります。

また、学齢やゴルフ歴、目標も重要になります。
時には何も言わず、見る事も重要です。

大人をコーチする事もジュニアをコーチする事も余り変わりません。
唯一有るのはその子の身体的成長と精神的成長を見ながらアドバイスする事でしょうか。

朝練が終わり、9:30よりラウンド。

ケイン(成城学園中学1年)は昨年と違い、フルバックでプレーしています。
日本ジュニア界ではこれが通常ですがプレーヤーの成長を促しているとは言い難いです。
ですが対応していくしかありません。
そして、一緒にプレーしている小学生達が見ている事は重要です。
自分の遠くない未来をイメージできるわけです。

ケインは夏の試合が終わったらスイングの修正に時間を割けば中学2年の今頃から十分、頭角を現してくるでしょう。
ぜひ、お父様と話し合い、そちらにシフトして欲しいですね。

ゴウタは小学6年なので来年はケインと同じフルバックです。
今はレディースやレギュラーですから最高学年を楽しめます。

今日はバーディーパットが入らず77。
ですが安定感は出てきています。
あとは試合で自分をコントロールし、ゲームをコントロールできるかですね。

来週ははまれば勝ち負けの試合になるかもしれません。

ハルカ(小学3年)は4日間、良く頑張りました。
親元を離れ、自分で全てを行い、全ての練習、ラウンドをこなしました。

こういう経験は非常に重要で体力も付けるだけでなくメンタルも鍛えられます。
もちろん、本人は気付いて無いですが。

ダイチ(小学3年)も初参加でした。
お父様と本人で試合に2年生の時、出てこのままでは嫌だと思ったそうです。

野球もサッカーもチームに入れば必然的にレギュラー争いが有り、次に試合が組まれていきます。
ゴルフは試合の種類もだいぶあり、レベル差も大きく違います。

ですが大きい試合に出るべきだと思います。
先ずは1番上のレベルを知る事です。
そうすればあとはやるかやら無いかです。
誰もが試合をやる必要は無いという方々がいます。

そうでしょうか。
中学、高校のゴルフ部に入ると試合が有るのです。
その時出る試合は大きい試合の予選になります。

ゴルフにおいても野球やサッカーのように小学生から少しずつ準備する事は決して不思議な事ではありません。

みんな、学齢関係無く、仲良くなります。
高校生でも同じです。
大人もそうですね。
同じゴルフを真剣にやっているのですから。

プレー中の所作や目を見ればわかります。

ラウンド後は最後まで練習です。

一生懸命、そう確実に変わっていきます。

飛距離が重要な時代ですから、ウエッジゲームを磨く事が将来を左右します。
打ち方をマスターしていく事が重要です。

打ち方。
練習の仕方。
考え方。

全てを伝えたい。
だから、現場に立ち続けています。
レッスンを受けたいと思っていただける方達に恵まれる限り、体力の許す限り、現場に立ち続けていきたいと思います。

54GOLF CLINIC 14年目の夏、サマーキャンプも皆様方の協力をいただき、なんとか終える事が出来ました。
来年は体制をより強化し、15年目のサマーキャンプを取り行いたいと思います。