Q:「大きいことっていいこと?」
有名な恐竜、強そうな恐竜、
そういった恐竜の大半は、そのグループの中では
比較的でっかいサイズであることがほとんどである。
では、そんな恐竜たちはみんな好きで巨大化しているわけではない。
大きいことには、ちゃんと意味があるのだ。
・パワーがでかくて強くなれる。
例えばただのカギヅメ、ただの武装尻尾も、
それを拡大すれば、非常に殺傷能力の高い武器になる。
また、筋肉の量も増えるため、振り下ろし、振り回したりするときに、
相手の直撃した時のダメージも増える。
ある意味、これが単純に一番大きいメリットかも。
・敵に襲われにくくなる。
デカい、というのは、
実はそれだけでも、十分な武器になる。
例えば自分よりデカい生物(または人間)に対し、多くの人は恐怖を抱くだろう。
大人のゾウに対してライオンは積極的に攻撃しないように、
デカいだけでも生存確率は大きく上がるのである。
・獲物を簡単に押さえつけられる。
肉食恐竜目線であるが、小さい生き物と比較しても、
大きい生き物の方が圧倒的に体重、筋力は有利である。
また、獲物の幅という面でも、大きければより狙える生き物の範囲も広くなる。
そういう意味では、デッカイと生きる上でいろいろ都合がいいのである。
という訳で、今回の問いに対する、(現状の)答えはこちら。
A:「いいことはある。みんなもメリットを考えてみよう。」