​Q:「小さいことっていいこと?」 

 

恐竜の中には、

大きさが精々大人と同じくらいの大きさのやつもいる。

小さい恐竜は、地味な中でも一番地味な部類だろう。

だが、小さいことは別に悪いことばかりではない。

今回は、そんな小さき者たちのメリットをいくつか見てみよう。

 

・すばしっこくなれる。

小さい、ということは、

よっぽどのことがない限り、体重は軽いということになる。

体重が軽いということは、動きに関しては

より軽快になれる、ということだ。

とくに進化した恐竜ほど骨の軽量化は進むので、

よりすばしっこくなれるだろう。

 

・必要なエネルギーが少ない

よほど余裕のない生き方だったり、代謝がよろしくない限り、

食べる量は小さいほど少なくて済む。

大型の恐竜が、その巨体を保つために、

1日数百キロも食べなくてはいけないことを考えると、

彼らは小食であっても問題ないのだ。

・早く大人になれる。

これはあくまで相対的な話になるが、

小さな恐竜は大きな恐竜と比べて、寿命はかなり短い。

ネコの寿命と人の寿命に差があるみたいに、

小さい生物の寿命は一ケタ年のことがよくある。

だが、裏を返せばそれまでに子を作って子孫を残さないといけないので、

そういう意味では、早く大人になれるのである。

 

という訳で、今回の問いに対する、(現状の)答えはこちら。

A:「いいことはある。みんなもメリットを考えてみよう。」