聞いたところでは、九尾をその身に封印されたがために
里で忌み嫌われ、挙句の果てには昼夜問わずまれに暴力まで振るわれているらしい…
にも関わらず、仕返しをせず…
一度たりとも、涙を見せたことがない…と火影様から聞いたが…
「なるほど…」
ここで、押さえていたものを吐き出していたのか…
彼は、大声で泣き叫ぶでもなく静かに、涙していた。
その姿は美しくも儚く、今にも消えてしまいそうなほど弱弱しかった。
もう日もほかの山々の向こうに沈みそうになった頃
彼は泣きやむのをやめ、「よし!」と、気合いをこめて目の前にある泉で顔を洗い始めた。
が、もうここまで遅いとまた里の者に目をつけられかねないだろう…
気がつけばイタチは彼に声をかけていた。
「こんな遅くに、迷子か?」
「っ!?」
さすがの彼も、いきなり出てきた気配にびっくりしたのか
一瞬、肩を震わせた。
しかし、それも本当に一瞬で一言切り出せばそれは本当に年相応のしゃべりだった。
「ま、迷子なんかじゃないってばよ!!
に、兄ちゃんこそ、こんなところで何してんだ?!」
「いや、任務の後の気分転換にな…」
散歩だ、と言えば彼はこれまた年相応の笑顔で笑った。
一見、家にいる弟とも変わらないであろうその笑顔の裏に
一体どれほどの哀號の色が含まれているのだろう…
「任務?てことは兄ちゃん忍者なんだ!
すっげぇ!!あのさあのさ!名前、教えてくんね?」
無邪気に、自分の影の部分を隠し笑いながら問う彼に少しながら胸が締め付けられる
(この子が悪いわけではないだろうに…)
「うちはイタチだ、君の名前は?」
「イタチ兄ちゃん…?俺ってば、うずまきナルトだってばよ!!」
「ナルト君、もう暗い家まで送ろう」
「え?!いいの?!」
「もちろん、ほら」
手を出して、つなぐように促せばこれまでにないほどの笑顔を咲かせ
イタチの腕に飛びつく。
イタチは、この綺麗な笑顔を…
生まれて初めて、他人を守りたいと…心から…
そう思った・・・
:::::::::::::::::::::
あとがき
ブログの方ではNARUTO中心にやって行こうかな?
とか、普通に考え始めた・・・(ー◇ー)!
しかぁっしぃ!!遊戯王や、REBOEN!を捨てたわけじゃァない!!
ちょっと気分転換にナルト見たらナルトにもハマってしもうただけ!!
初イタナル!!メッチャ文ごちゃごちゃ(オワタorz
イタナルファンの方すみません!!
そして続きます!!
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます!!