2019年の日本ダービーが終わりました
レースは
横山武史騎手のリオンリオンが思い切りの良い逃げで
前半1000m通過が57秒8
これは過去30年でも2番めに速い通過ラップで
このペースではさすがにリオンリオンには苦しい流れ
このペースを離れた2番手で
実質的に逃げている形になったロジャーバローズ
ロジャーバローズ自身の
1000m通過ラップは59秒4前後だったので
前半1000m59秒4→上がり3ハロン35秒1のラップは
「平均ペースで逃げて前残りを粘り込んだ」
と言っていいと思います
他の上位着順馬の上がりが
2着 ダノンキングリー 34秒5 7位
3着 ヴェロックス 34秒3 3位タイ
4着 サートゥルナーリア 34秒1 1位
5着 ニシノデイジー 34秒3 3位タイ
決して前残りで後続が脚を余したというレースではありませんでしたが
道中のペースが速く
レース全体の走破タイムも速かったことで
後方から追い上げた馬が脚を使いすぎて
最後は止まり気味になってしまった
(サートゥルナーリアは完全に止まっていましたし)
という内容
オークスのカレンブーケドール同様に
高速馬場でスピードを持続させる能力が問われたレースだったかなと思います
そのカレンブーケドールは
父ディープインパクトに母父がストームバード系
ダービーのダノンキングリーも同じく
父ディープインパクトに母父がストームバード系
そしてダービー馬になった
ロジャーバローズは
父ディープインパクトに母父がダンジグ系
高速決着の適性が
血統で明らかに表れている状況です
週半に多量の雨が降って
仮柵がCコースに移動したので
前2週とは馬場傾向も変わるとヤマを張っていたのですが
結局は前2週と同じ
この週末は35℃近い高温だったことで
路盤の水分も乾いてしまったんでしょうか…
次週の安田記念も
超高速馬場の適性が問われる舞台になる可能性も
考えておいたほうが良いかも知れませんね