第一章
=始まりの地編3=
今日から仕事になる。
ギルド加入祝いでのの休日もここまでだ。
やっぱり俺が起きるともうみんな起きてる、この人たちはいったい何時から起きてるんだ?
ちなみに俺はギルドに泊まっている。
俺はふと気づく一人、いつも小さなカウンターにいるはずの彼女がいない、ギルドに二三人としかいない女性のなかで、俺が一番親しい彼女が。
俺がマスターに聞こうと寝ていた椅子から立ち上がると、「ゴメーン!」と大きな声で一名ギルドの入り口からもうダッシュで入ってくる。
その声はまぎれもなく彼女.....リヤだった。
彼女はすぐに着替えカウンターにつくと同時に、数名(と言っても五人しかいないが)のギルドメンバーが、挨拶などを言いカウンターに集まる。
依頼申込みはカウンターでするようだ。
俺は依頼書の貼られた掲示板の前に立ち、依頼を決めた。
依頼書をカウンターの彼女に見せ依頼の受任のスタンプを依頼に着けてもらった。
俺が早速仕事に行こうかと準備をしていると。
リヤ「仕事いくならこれ、忘れないでね。」
ゼフィ「なにこれ?」
彼女に一枚の紙切れを渡された。
紙切れには「汽車券」と書かれていた。
俺は彼女に、「なぞ汽車券?」と訪ねると、彼女はしっかり返事を返してくれた。
どうやらこのギルドでは、乗り物での移動料はギルドが負担してくれるそうだ。
でも俺は遠慮した。
リヤ「どうして?歩くと二三日かかるよ?」
ゼフィ「俺、乗り物無理だから。」
リヤ「どうやっていくの?」
ゼフィ「飛んでく」
と、俺が答えると彼女は、目を輝かせて、見せて見せて!、と訪ねられた。
俺は「言わなきゃよかった」と小さなため息をする。
俺は彼女に、とりあえず外に来て、と伝える。
ギルドの外で、俺は背中に魔力を込める。
すると背中から、白い翼が生える。
それを見た彼女はまた目を輝かせている、その目はまるで、天使を見ているかのような目だった。
おれは、もおいい?、彼女に告げる。
彼女は小さくうなずく。
俺は翼を羽ばたかせ、身体を宙に浮かせた。
ゼフィ「そんじゃ、行ってくるから」
リヤ「いってらっしゃーい♪」
ゼフィ「おう!」
俺は空高く飛び、MAXスピードで依頼の街まで飛ぶ。
依頼内容は簡単。
20キロ先の隣街まで荷物を届けてほしいと言うことだ。
俺は1時間ほど飛んで依頼者の居る街につく。
俺はついて早速依頼者の家に行き、依頼の荷物を腰ポシェットに入れる。
荷物はさほど大きくはなかった。
荷物をポシェットに入れると、早速翼をだし、飛んでいく。
20キロの距離、俺は10キロ飛んだところで近くに合った川で一休み。
川のそばの岩に座りながら、彼女が配っていた朝食のおにぎりを食べる。
俺が旨い旨いとおにぎりを食べていると、茂みがざわめく。
俺はすばやく剣の持ち手に手をのばす。
案の定、俺の予想は大当たり....三人パーティーの愉快な盗賊だ。
この辺りの森に隠れ家があるらしい。
出てくると早速盗賊の親方らしき人物が不良の様に脅してきた。
相手は武器。
ならこちらも武器でなければ部が悪い。
ゼフィ「あの~、あんまり俺には関わんない方が言いっすよ?」
俺が忠告したのにも関わらず、腰の刀を引き抜き、うるせぇ!と声をあげながら突っ込んでくる。
ゼフィ「こりゃ楽だな。」
俺がひょいっと一歩横に避けると、突っ込んできた盗賊の親方は、止まれずそのまま川の浅瀬にドボーンと音を立てて落ちた。
ゼフィ「まぬけだな」
俺はわらいながら言う
すると怒ったようすのしたっぱが斬りかかる。
まず一人目が、右斜めに降り下ろす。
俺は剣を抜いて受け止めて、したっぱの足し自分の足を引っ掻けると、したっぱはあっけなく親方のいる川へ落ちた。
したっぱおれに斬りかかる。
ゼフィ「こいつら斬りかかるしか脳がないのかよ。」
俺は呆れた。
が
今度の男は、少々剣さばきはよかった。
俺は川のすぐ前まで攻められた。
したっぱはあからさまに悪役の笑みを浮かべながら俺に斬りかかる。
今度は真ん中に突き攻撃。
今回も一歩横に避ける。
避けられ、バランスを崩したしたっぱが川の前で、落ちまいと耐えるように腕をぶんぶん降っていた。
そんなしたっぱに俺は背中を軽く叩くと、結局そのまま川に落ちた。
ゼフィ「またなぁ、魚の餌になるなよぉ」
と言って飛んで行った。
その後は何事もなく隣街に着き荷物を届けた。
ギルドに帰った俺は、疲労感に襲われた。
そんな動いていないなのに、なんだこの疲労感は、とうめきながらだらだらしていた。
こんな毎日を、五ヶ月も続いた。
第一章
=始まりの地編4=へ続く
ゼフィ「て終わりかよ!!」
続く
