おやすみ前の音楽と“エミール・シオラン” | 天の導き 地の理 Peaceful mind

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皆様 こんばんは

武田恭佳です

 

おやすみ前のひととき いかがお過ごしでしょうか?

2月に入り急に寒さが厳しくなっていました。

やはり2月は冬真っ只中ですね。

去年たしか暖冬という予報があったと思うのですが

油断していたらこの寒さです

どうぞ皆様、ご自愛ください

もうすぐ立春、暦の上では春がやっていきますニコニコ

 

今夜はアン・サリーさんの歌声をお送りします

おやすみ前 やさしい気持ちで眠りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイ、ここからはタイトルの“エミール・シオラン”

 

 

それ誰???

 

ご存じの方は少ないと思いますが

 

 

こんな人物です

 ↓ ↓ ↓

エミール・ミハイ・シオラン

(Emil Mihai Cioran、1911年4月8日 - 1995年6月20日)は、

ルーマニアの作家、思想家。若年期のエクスタシー経験と、

メランコリー、鬱、不眠など、生涯にわたる

精神的苦悩をもとに特異なニヒリズム的思索を展開した。

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エミール・シオラン

ルーマニアでのシオラン(1947年以前)

別名 E・M・シオラン、シオラン

 

 

 

 

このシオランの思想はこんな感じです

 

ニヒリズム(nihilism)虚無主義。 
1 すべての事象の根底に虚無を見いだし、
何物も真に存在せず、また認識もできないとする立場。 
2 既存の価値体系や権威をすべて否定する思想や態度。
 
 

えんせいしゅぎ

【厭世主義】

現にある人生や世界に失望し、これをいやがる態度。

厭世物事の悪い方向ばかりを見、また、物事を

悪い方向へばかり考えようとする態度・傾向。ペシミズム。

 

 

ペシミストの権化かも知れません

 

 

 

 

このシオランを知ったのは今を去ること

約20年以上も前のこと

まだ、20代でしたほんわか

若いわ~~~

 

以前、このブログにも書きましたが

なんせ、

若いころから自己否定ばかりしていましたから

ペシミストのシオランの言葉が妙に

身につまされていました

 

だし、

なんというか、難しい本を読んでいる

自分に酔っていたんですねニコニコ

 

 

昔も今も、読んでいると胸に響くものがあるんです。

 

 

 

私が持っておりますシオランの著書の「生誕の災厄」

 

 
 
「すべては在る。何ものもない。
 
二つながら、似たような精神の晴朗を恵んでくれる言葉だ。
 
不幸にして、安定を知らぬ人間は、
この両者のあいだをさまよいつづけ
 
身震いしつつ、当惑しつつ、
つねにニュアンスの虜となり、
 
存在か非存在か
 
どちらかの安定に身をゆだねることができない」
 
 
 
 
 
「一切は苦痛、苦悩をめぐって生起する
 
残余は二義的な、あえていえば存在しないにも
等しいものである
 
なぜなら、人は自分に苦しみを与えたものしか
記憶しないからだ
 
苦しみの感覚だけが実在性を持つ以上、
ほかの感覚を体験するのはほとんど徒労にすぎない」
 
 
 
 
こんなことが書いてあるのですが
若い頃は知ったかぶりして読んでいました
 
 
この世界を斜めに見ている彼の言葉は
辛辣で厳しいのですが
 
確かに真実を語っていると思うのです
 
 
 
もし、ご興味があればシオランの著書を
読んでみてはいかがでしょうか
 
 
 
 
 
 
ここまで読んでいただき
ありがとうございました
 
 
 
 
 

 

 

武田恭佳ってどんな人?

こんな人ですニコニコ

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