神田松鯉が師弟で祝う90年 板橋名人寄席 | 玉子な玉子の大冒険3〜アートと映画と本の世界 そして、ぷちっと世間話

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はじめまして。
主に、仙台近郊での博物館、美術館、おんがく鑑賞など。

ぶらり小さな大冒険の記録です。

たまに、県外や東京にも飛び出していたりします。


よろしくお願いします!



⭐️神田松鯉が師弟で祝う 90年 板橋名人寄席

板橋区区制90周年を祝う寄席


⭐️オススメ度★★★★☆

今回は、爆笑度の高い寄席でした^_^

伯山さんのチケットがなかなか買えず、何かないかしら?と探して、たまたまみつけ、運良く購入できました。


伯山さんは、いつもよりもお客様を巻き込んで笑いをとるパターンの講談だったのですが…。

ちょっと理由がわかりました。


紙切りの林家ニ楽さん、私、寄席でこの方の紙切りみるの、好きなのですが、この方も、お客様巻き込みパターンの笑いをとるのが上手いのですが……。


この後の、桂宮治がすごかった!のです。

もう、普通に古典をしてもうまいんじゃないの?と思わせる声音の使い分け、仕草なのに、力技でねじ伏せられて、笑わせられる……。


そんな落語の前なので、そういう講談になったのかな?と、勝手に思いました。


そのあとの松鯉先生…。


良かったですね…。

落語でいえば、人情噺ってことなんでしょうが。

淡々と聴かせる講談が、本当によかったです。


その前、三連続で大笑いした反動もあるのかもしれませんけれども。

やっぱり、想像や共感を共有できる間がある講談も、いいですよね。


しめにふさわしい、講談だったと思います。