私が住んでいる地域では、組合長、会計係など他2つの係がある。一度組合長をすると、次々と係りを続けて4年間しなければいけない。
地域の為、断る人もおらず皆さんこまめに丁寧に活動してくださっている。
過去には、わたしも夫と4年間勤めた。
とっても大変な仕事だ。
組合費の集金は、役員以外の担当者が1件1件集金に周り、集まったら会計さんに持っていくスタイル。
今年はうちがその担当になった。
会計さんがわざわざうちに来てくださり、説明も丁寧にしてくれた。
『集金が終わったら、〇〇さん家にお持ちしますので、お家を教えて下さい。』
とわたしが伝えると、
『あ、あそこですよ。かくかくしかじかの家がうちになりますので。』
と、丁寧に教えてくださったが、ご近所様の全ての名前を覚えておらず、数年前に役員したことがあるのに、いまじゃすっかり頭の中から消えていて覚えてなかったのだ。
説明を聞いても、
え?どこ?状態で、多分あそこかな〜くらいの感覚だった。
『え〜っと、あっ分かりました。あの白いおしゃれなお家のお隣ですか?』
と尋ねると、
『え、そうです。あの白いおしゃれなお家の隣のぼろいほうの家がうちになります』
と、教えて貰った。
やばい!やばい!
そんなつもりで、聞いたわけではないのに、冗談めいて教えて下さったけど、どうしよ〜どうしよ〜、もう、顔直視できん
なんて、間抜けな人間なんだろう。失礼なこと言ってしまった!
それでも、会計さんは優しい方で、
『お電話くださったら、取りに伺いますよ』
と親切な返答だった。
近所付き合いって、難しいー。
大学生の長女に言ったら、
『恥ずかしい。』
の一言だった。
本当にその通りや!