先日、TVで自衛隊が普段どの様な仕事をしているのかを紹介している番組がありました。私はその番組を見て「日本もやっとここまで来たか!」と、思いました。
中国では、未曾有の自然災害や大事故が起きると、人民解放軍が即刻救出・復興に向かいます。それはどこの国でも同じことで、それが軍隊の仕事です。中国ではそれで終わらず、人民解放軍がいかに国家と中国人民の為になっているのか、どの様なことが軍隊の仕事なのか、何故軍隊が必要なのかを24時間テロップ付きで流し続けます。それに対し、日本では今までその様な宣伝をしなさ過ぎました。一般の日本人が、自衛隊が日頃どの様な仕事をしているのか、それらの仕事が国民の生活にどの様に関わっているのかをほとんど知らされずにいたので、「自衛隊(軍隊)は必要ないのではないのか」というような思想が出現したり、軍隊の仕事=戦闘行為と勘違いする日本人が大勢いたりしたのです。今回の台風を含めて、日本は自然災害に遭う確率の多い国です。それら被災者の救出・復興には自衛隊の活動が不可欠です。
戦争はあくまでも外交の延長線上にあるものです。先ず、話し合いが大前提です。そしてどうしても話し合いで解決しない場合に、最終手段として選択する外交の手段であり、軍隊の仕事=戦争ではありません。今まで自分自身を含めて、日本人の多くが自衛隊の仕事がどの様な内容なのかをほとんど知らされずにきたので、どうして必要なのかが理解できずにいたのです。その原因には、GHQの占領政策も大きく関係しています。戦後間もない頃、横浜の中心部はかなり広い規模で進駐軍に接収されていました。私が子供の頃には日本人立ち入り禁止区域がまだありました。しかし、少しずつですが、やっとその呪縛も解けてきたので、これからは日本人自身がこの国の未来を創造していかなくてはなりません。

