おはようさんでございます!
今日から1999年7月~10月まで4カ月間滞在したイスラエルについて書きたいと思います。
ハマス・ガザ侵攻・中東戦争・パレスチナ・ユダヤ教・ユダヤ人・アラファト・ラビン・ネタニヤフ・嘆きの壁・三大宗教の聖地・ゴルゴタの丘・テルアビブ・エルサレム・死海・イエスキリスト・黄金ドーム・・・
日本人には馴染みの薄い国ですが、これらの言葉はイスラエルと関係します。意外にもニュースや教科書なんかで聞いたことがある言葉がほとんどだと思います。
でも、これらの言葉について(正確な)知識を持っていたり、映像(イメージ)が思い浮かぶ人は少ないですよね。ましてや行ったことがあるって人はほとんどゼロに近いと思います。
実際、4カ月の滞在中に日本人には一度も会いませんでした。なので日本語を一度も話しませんでした。それぐらい日本人には遠い存在の国だと思います。
1999年はザクっと1ドル110円くらいで日本人の海外旅行は盛んでした。また、中国マネーもこの頃はまだまだだったので、「海外旅行するアジア人=日本人」てのが一般的だったと思います。
そんな中、イスラエルでは「アンニョンハセヨ」とか「オパ」って声を掛けられます。なぜかって言うと韓国人の巡礼者がすごく多いんです。
ググると「韓国人の19.7%がプロテスタント、7.9%がカトリックで、キリスト教が第一宗教である」って書かれてました。
キリスト教徒である彼らは聖地である聖墳墓教会を目指すんです。イエスキリストが十字架を背負わされて歩いて登り、磔にされたゴルゴダの丘がエルサレムの街のほぼ中心にあり、その場所に聖墳墓教会が建てられ、そこにキリストの骨があるとされてるからなんです。
そのキリストが十字架を背負い歩いた道にもさまざまなポイントがあり、ここで聖母マリアに最後に会ったとか、ここで最初に倒れたとか、二度目に倒れたとか各所に説明が書かれています。
この道を(韓国人を含む)世界中のキリスト教徒が歩くわけですが、この道中の住民の多くはアラブ人(パレスチナ人?)です。
パレスチナ自治区に住んでるんでパレスチナ人なのか、聖書でこの場所がパレスチナと書かれている地に住んでるいるんでパレスチナ人なのか結構あいまいです。
なぜならエルサレムは国連で国際管理地区と定められているものの現在はイスラエルが実行支配しています。なのでエルサレムはパレスチナ自治区ではないので、ここに住んでいる人々は「エルサレムに住むアラブ人」ってのが現代においては実情に近いかと思います。
そしてキリスト教の巡礼地エルサレムに住んでいるアラブ人たちは土産物屋を経営していて、キリスト関連の絵や小物を売ってます。そしてそのお土産をキリスト教徒は普通に買ってます。変でしょ??
更に更に、ご存じのとおりエルサレムは三大宗教の聖地です。古い宗教から並べると、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教です。
ユダヤ教:嘆きの壁(紀元70年にローマ軍によって破壊され
たエルサレム神殿唯一の遺構)
キリスト教:聖墳墓教会(イエスキリストの墓(骨?)がある)
イスラム教:黄金ドーム(ムハンマドが昇天した場所)
教祖(?)が死んだ場所とか今は亡き古代の神殿とか、どの場所もどの宗教にとっても重要過ぎん!?
特に黄金ドームはユダヤの神殿の跡地に建てられ、神殿で唯一残ってるのが嘆きの壁なんで、ユダヤ教の聖地とイスラム教の聖地は隣接しています。
そら、もめごとが解決しないわな・・・
話を広げすぎました。書きたいことは山のようにあるんで満足するまで、明日からも書き続けます!
ほなさいなら!