おはようさんでございます!

 

会社までの通勤は運転手が送迎してくれてます。まあこの国では一般的です。

 

運転手がいるってうらやましく思われるかもしれませんが、それなりに悩みもあります。

 

この国ではドライビングスクールなんてものは(ほとんど)ありません。免許はお金を払って買うものです。車検もありません。登録料はあるのですが、お金を払って更新するものです。

 

なので、プロのドライバーでも交通法規を理解してない場合があるし、運転技術も自己流。マナーやモラルも自分が思っている範囲内です。内輪差やブレーキを踏んでから停止するまでの距離なんかもわかってないです。(体感ではわかってると思うけど、体感なんでギリギリを狙ってきます)

 

だから後部座席に乗っていても車間距離や加速減速のタイミングが私とかなり違うのでストレスです。運転する人にはこの感覚をわかってもらえると思います。

 

そんな中、現在の運転手は私と感覚が近いのでほぼストレスフリーです。運転もうまいです!!

 

ここからが本題です。

 

昨日の朝、出勤しようといつもの場所に行くと車が来てません。どうしたのかなと思って駐車場まで見に行くと私の車の前に他の車が停まっていて出庫できません。駐車スペース以上に車の台数が多いのでたまにある事態です。

 

その場に運転手はいなかったので、おそらく他の車を移動してもらうよう駐車場係を呼んでるんだろうなと思い、駐車場係が寝泊まりしている場所に行くと案の定運転手がいました。

 

運転手は何度か駐車場係の部屋のドアの前で呼びかけているのですが、中から反応がないようです。

 

私はすぐに状況を察知してそのドアを強くたたいて「他の車がいて出庫できないのですぐに移動させてくれ!!」と怒鳴りました。

 

駐車場係は寝ていたようで、私の呼びかけにより起きて、(まずまずのスピードで)他の車を移動させてくれ、ようやく出社することができました。

 

おそらく運転手だけに任せてたら何分・何十分待たされたかわかりません。

 

この国の人々は争いを極端に避けます。(割と大きな国なんで民族によっても異なりますが)。争いをするくらいなら自分が不利益を被ってもいいとさえ考えているようです。

相手が不快な気分にならないようにお互い気を付けています。

 

なので、運転手は(緊急にも関わらず)通常の礼儀のあるトーンでのみしか駐車場係に呼びかけないのです。大声を出したり、ドアを強くたたいたりするなんてもっての外と考えているのです。

 

なんだかな・・・

 

のんびりした村社会ならそれで十分だし、その方がいいよね。でもスケジュール通りに動いている日本人サラリーマンはそうはいかないのよね。ごめんね。やはり日本人とは分かり合えないよね。

 

まあ海外に長く住んでいれば大したことではありません。ブログのネタになったんでラッキー!!ぐらいの日常です。

 

ほなさいなら!

 

 

大学の卒業旅行で訪れたバチカンです。言わずと知れたカトリックの総本山。1929年に独立国となりローマ市内に領内があります。

国土面積は世界最小の0.44km²だって。つまり縦650mで横が650m程度ってことね。小さいね!

私が行った頃はヨハネ・パウロ2世(ポーランド出身)が教皇ですごく評判良かったのを覚えています。

おそらくシスティーナ礼拝堂のミケランジェロ「最後の審判」を見たはずですが、その頃は知識が乏しく何のことやらでした。1999年、二度目に行った時は改築中で見られず。なんとなくもう一度訪れるような気がしています。