おはようさんでございます!

 

先日、ハンガリーの紹介でヨーロッパの国々は絶えず隣国からの侵攻に怯えていると書きました。

 

こういう話題大好きです!「地政学」って言うらしいです。

高校時代、世界史は人の名前が覚えられなくて嫌いでした。(日本史は大好き!)

でも今は人の名前を覚えなくて大まかな流れを考えているだけなのですごく面白いです。

 

ランドパワーとシーパワーって聞いたことあります?

 

ランドパワーっていうのはロシアや中国等の大陸にある大国の事です。陸続きで国が接しているために、古くから国境を越えて陸づたいに侵略したり、侵略されたりしてきた歴史をもっています。

 

シーパワーは周囲を海に囲まれているので、侵略されることはありません。日本やイギリスが典型例ですね。日本は侵略されたことがないでしょ?蒙古襲来でも日米戦争でも本土を侵略されてないですよね。天皇や御所が危険にさらされたことがないという意味です。

 

空襲は別です。飛行機が発明されると海という防御壁を飛び越えられるので。

 

イギリスも第一次・第二次世界大戦でドイツにロンドンを空襲された時は辛かっただろうなあ。びっくりしただろうなあ。でも空襲だけでは制圧できません。現代で言えばミサイルや戦闘機・爆撃機だけでは制圧できず、戦車や歩兵が必要という意味です。戦車は歩兵を船で運ぶのは莫大な労力と戦費がかかります。だから海に囲まれたイギリスは世界大戦でも制圧されてません。逆にナチスドイツもイギリスと同盟を結んでいればロシアに勝ってたんじゃないかと思います。(民族的にはイギリスとドイツは近い関係です)

 

アジアでは中国が典型的なランドパワーです。歴史的に見てラオス・ベトナム・朝鮮半島・日本もランドパワーに翻弄される属国みたいなものです。但し日本はシーパワーの国なので国力がある時代には(真の意味で)独立もしています。今はどうなんだろうな。。。

 

ランドパワーとシーパワーとは別に半島国家というくくりもあるようです。典型的なのは朝鮮半島です。中国・ロシアというランドパワーの典型である2大国と国境を接し後ろには日本が控えています。これらの大国の顔色を窺わなくては生存できません。後ろは海なので逃げ場もありません。国の体裁を保つにはどこかの国の属国になるしかありません。ディスってるのではなく事実です。

 

じゃあインドは?アメリカは?って考えると面白くないですか?!

 

長くなったので続きは明日。

 

ほなさいなら!

 

 

1999年に訪問したランドパワーの国、フランスです。パリはバックパッカーには敷居が高いと思っていたんですが、素晴らしい観光地でした!

安い店でも飯はうまいし、街の景観も素晴らしい!ベタすぎますがシャンゼリゼ通りやエッフェル塔は最高です。20代最後の歳にヨーロッパ各地を回りましたが、当時はお金がなく節約貧乏旅でした。いつか普通のヨーロッパ旅がしてみたいです。