おはようさんでございます!

 

皆さん、ラマダンって知ってます?

 

イスラム教の行事で断食月(約一か月間)って日本語では訳されることがい多いですね。日の出から日の入りまでは飲食をしません。飲食だけでなく、悪口、嘘、揉め事、欲望、性行為も断ち、ラマダン期間中は普段以上に良い振る舞いをすることが推奨されています。

 

そのラマダンが今週頭あたりから(宗派によって1日ズレることがあるので)始まりました。

 

私が住んでいる東南アジア某国もイスラム教徒が少なからずいて、会社でも断食をしている従業員が結構います。この時は無宗教な私も会社のデスクでは周りに気を使って飲食をします。

 

一般的にはこのような説明をされるんですが、私の目から見たラマダンの様子を書きますね!

 

1.眠い

  まずはこれにつきます!彼らに断食して辛いって聞くと、「いや眠いんだよ」って多くの人は言いますね。朝、4時とかに起きて最初のお祈り前の食事をします。夜は6時以降に家族やら親戚やら近所の人らと集まって、断食明けの宴会(酒は当然飲みませんが)をするんで、どうしても夜寝るのも遅くなるんですよね。だから昼間は会社でも眠そうだし、昼休みは寝てます。もちろん生産性も遅くなります。

 

2.唾を吐く

  厳密には水どころか唾も飲んだらダメということで、(特に男性は)道端に唾を吐きます。普段でも日本ではありえないくらい唾が落ちてるんですが、更にこの時期はペッペペッペしてます。気分が悪いです。。。

 

3.日の入り前の暴走

  日の入り後、家族と一緒に食事を家で取りたいので夕方に帰宅を急ぐ車やバイクが多いです。普段から運転が荒い人が多いんですが、この時期は皆さん殺気立っています。気持ちはわかるんですが、イスラムの戒律を守って安全に穏やかに運転して欲しいものです。

 

4.待て!in レストラン

  日の入り前には家族友人と連れ立ってレストランにくる人々もいます。5時くらいから料理を頼んで、日の入り少し前にはすでに料理が並べられています。その料理を(よだれを垂らしながら?)前にして断食終了の合図を待つのです。断食が明ければ簡単にお祈りして一斉に食べ始めます。とても奇妙な光景です。でも皆さん、待ってる間も非常に楽しそうなんですよね。ワクワク、ソワソワ。

 

日本人にとっては少し不便に感じるラマダン(断食月)ですが、宗教が身近にある人たちを少しうらやましく思える期間でもあるんですよね。

 

ほなさいなら。

 

写真は2005年に訪問したシンガポールセントーサ島の噴水花火ショーです。きれいだったなぁ!

この後、インドネシアのバタム島までフェリーで渡り、当時、LCCの雄として絶賛売り出し中だったエアアジアの0円セール(サーチャージ等は別途かかる)でバタム島からジャカルタまで移動しました。以外にもバタム島でのタクシー等が高く、直接シンガポールからジャカルタまで飛行機で行った方が安いんじゃね??という移動となりました。