あたし才能ないのよ~と言っていた作家さんをあたしは知っている。
超トップを走っていた。
あたしはその人に何いってんだ、そんなに沢山の作品を生み出しておいて。と思っていた。
今になって気持ちが少しわかる。
才能というにはおこがましいけど、作品を作るというスタンスではあたしにもプライドを感じてしまう。
作品はいつもやっぱり似てくるよね。
どう捻っても自分の世界観は自分の生活圏内で限りがあるよね。
やっぱり想像力とか取材とか色んな勉強が必要だもんね。
あたし、才能ないのよ~の言葉がこんなに先まで自分の記憶に残るとは思ってなかった。
あたしは本能で感じていたのかもしれない。