お茶の水の楽器街に出向いて手に入れたビルローレンスのテレキャスター。

ボディはムラサキでピックガードは鏡になっている。指板はメイプル。


アンプにシールドを繋いでヘッドホンで夜通し弾いていた。


ドレミファソラシドだねーまずは。

シブから教わって、やっと6弦と5弦のフレットの場所は覚えた。


フォークギターと違ってセーハするコードのFもちゃんと鳴らせる。


フォークギターは中2で始めた。

解放弦のオープンコードは一応一通り押さえられるようになっていた。


速弾きはイングウェイを聴いてから雑誌ヤングギターを買うようになって挑戦しているが、チンプンカンプンだ。


もう少し音楽の勉強ちゃんと受けとけばよかったなあ。


タブ譜通りに運指を覚えてガンズの曲のリフくらいなら指が動くようになってきていた。


そんな時ヘッドホンから変な声が聞こえてきた。


"チューニングあってないなあ"


ヘッドホンを外して周りを見渡す。

もちろん誰もいない。