ネズミ講、健康食品()、宗教()等の勧誘 | シェーグレンの笛吹き

シェーグレンの笛吹き

シェーグレン症候群だけど笛吹いてます

母親が20代でSLE、膠原病の全身性エリテマトーデスを発症後
ひっきりなしにわいてくるのがネズミ講やネズミ講まがいのもの、
XXが治る・XXに効くお高い健康食品やら、ありがたい塩が○○万円する宗教etc…
大きな病気についてくる大きな問題、心につけ込む「詐欺」です。
母のところにまた一件舞い込んできたので、きちんと記事にしようと思います。

難病、と言われるとその単語だけで落ち込んでしまうものですが
落ち込んで当然です、だからこそ変に優しく近づいてくる人には警戒をして欲しいです。
(心配なんか全然しちゃいなくて、相手を食い物にすることしか考えてないですからね!)
(ネズミ講の末端とかは本気(?)で人のためと思ってる場合もありますが、それはまさに余計なお世話です!)
家族の方は、そういう悪い勧誘が増えるとだけでも知っておくと良いかもしれません。
また…そういう方とは早めに距離を置いた方が良いです。
ずるずる引きずっていても悪いことしか起きないし、悪い影響しかありません(経験談)
放置するとお付き合いしていたい人たちにも食い込んできて、更に悲しいことになります(´;ω;`)

友達…と思っていた人から突然なにか勧められたら、どこかで「あれ?」と思いながらも
その人のことも信じたいし、その物のことも信じたくなってしまいますよね。
そして、当事者になってしまうとその瞬間に、それまでできていたはずの正常な思考ができなくなります。
できなくなると思っておいてください。相手はプロです。
必要なのは雰囲気を感じ取ったらすぐにNOを言う勇気です。
「話を聞くだけ」←絶対に聞いてはダメです!
そもそもちゃんと友達であれば、それを断った程度で関係が崩れたりすることはありません。
なので、安心して断ってください(╹◡╹)
//私もネット通販詐欺で脅された事があったんですが、
//もちろん警察にも消費生活センターにも連絡はしましたけど…
//あまりの怖さに「お金払えば開放されるのかな…」と考えている自分がいました。
//当事者になってしまうと正常ではいられなくなると身を持って痛感…。
//その後事なきを得たのですが、あの恐怖は今も忘れることはできません。

パンフレットやサンプルを置いていかれたら、ネットで検索してトラブル情報等を調べてみてください。
(その段階まで行かないうちにお断りできるのが最良ですが)
ネットに精通していない、というのもカモにされる一因になってしまうので
インターネット検索が使えない・よくわからない場合は、安易に相手に「ネットに詳しくない」という情報を与えないことです。
「説明会」等にも絶対に行かないでください。
囲い込まれてカモにされるだけですから…。

あと、盲点になるのがなんと「病院」。
守衛さんやスタッフの方が出入口にいない大きな病院の場合は
出入口の外に変な宗教の勧誘の人がいる可能性、とかね…
深刻そうな人を狙って声をかける、というのをよく母から聞かされました。
私が通っている足利日赤は何がいいかって、病院の出入口にスタッフの方やボランティアの方が常にいらして
そういった心配がまったくなく通える、大切な人を通わせられる病院だということです。
病院選びの時には是非出入口にも注目して、もし出入口がノーマークだったら
一人で行かない・行かせない、二人でも大変な時はもっと大勢で行くなど、自衛が大事です。

普段あまり仲良くしていない人から急に連絡があった時や
病気をカムアウトした後に「それならいいものがある」となった時にも注意をしてください。
いいものが出てくることは、あんまりないです。