EAT RIDE LOVE 〜食べて、走って、恋をして〜

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京都産業大学自転車競技部の小出いつきのブログです!
レースレポート中心です。よろしくお願いします。

お久しぶりです
最後に更新してから半年以上経ってしまいました。新型コロナウイルスで海外遠征はもちろん、国内レースもほぼなくなり、しばらく音沙汰ない日々が続いていましたが、ここ1〜2ヶ月で大会運営の皆様のおかげでレースが少しずつ再開されてきました。
そんな中、昨年2位で雪辱を誓ったインカレロードも、距離を短縮、規模の縮小、無観客となりましたが、開催していただけることとなりました。関係者の方々、ありがとうございました。

群馬CSCを17周、100kmというあまり得意ではない距離でしたが、前戦に同じ場所で行われた学生選手権ロードの反省も踏まえ、逃げ切り優勝のための対策をしてきました。




レースは土曜日。水曜日に渋川市に現地入りして、環境順応と移動疲れの軽減を促す。インカレガチ勢。
木曜日はオフ予定だったが、せっかく来たし。と、ナショナルチームの合宿で織田聖さんに教えてもらった群馬名物、焼きまんじゅうを食べに行く。

カーボローディングだし何食っても誤差。


金曜日は調整走1.5h、赤城山のふもとまで緩くライドして、
2分走を2本。調子は悪くなさそう!!



40分が始まるトラウマ景色である。


さて、レース当日。
秋らしい肌寒い気温と、恵みの雨。あゝ有難い。

朝はそこまで緊張していなかったが、車に乗った途端にスイッチが入り虚無になる。
会場について着替えてローラーでアップ。
実走アップと迷ったが、思った2倍は寒かったのでやめた。

服装は迷ったが、周りをみてだいたい夏用ジャージにアームの選手が多かったので自分もそれで行く(これが大きな間違い)

あったかいココアを2口くらい飲んでスタート地点へ。
一番前確保。

1kmのローリングの後スタート。

photo by itaru mitsui いつもありがとうございます!

この時はそんなに寒くないじゃん♫

って感じだった。

んで、一番前でコーナーをクリアしていたら、なんとなく中ギレっぽくなったので、これ見よがしに踏んでみる。

あっけなく逃してもらえた...

あれ?いいんだろうか?と思いながらも、逃げのメンバーもまあまあよかったので頑張って踏む。
photo by itaru mitsui

メンバー:・同志社 天野・明治 宇佐美   ・日大 よだっちょ ・早稲田 小野さん ・作新 床井さん ・鹿屋 沢山

1周走った時点で30秒程のタイムギャップ。流石に少ないのでちょっとだけ踏むと、ローテが綺麗に回らなくなる。

1分まで開いたが、このままだとやばいので足のある天野と話して二人で行こっか。と言うことに

またちょこっと踏んで天野と、ついてきてくれた宇佐美の3人に。
photo by itaru mitsui
こっちみんな。



3人で1周ほど走るけど、結局捕まってレースは振り出しに。

この辺りからあれ?寒くね?やばくね?って思いだす。

ただ、ウィンブレ持ってきたわけでもないので、とりあえず踏んであったかくするしかない。しかし、踏んでも足が動かない、、
これはまずい、と思っても時すでにお寿司。
手はかじかみ、指は動かず。下りで冷えて、登りで少し温まるの繰り返し。
指おいちい。


次第に膝から下の感覚がなくなり、腕が大きく震え出す。

変速もブレーキもままにならない状態。
そんな中下りきりでジャパンの留目がアタック。天野と拓海が反応。乗らないといけないのは分かっているけど、足が動かない。どうすることもできない。

心臓破りでは集団にもついていけず、先頭で入って最後尾でクリアする始末。

そしてまたくだりの冷え冷えゾーンへ。

残り6周の下りきりで、震えでペダルも回せず、真っ直ぐも走れなくなったため集団からちぎれてしまう。

そのまま森に突っ込む勢いで走っていたら救護者が来たので、素直に乗る。

さすがに泣いた。
車の中で、頻呼吸でなんだかわからない状態だったけど、泣いた。

1年間狙っていたインカレがこんな形で終わるとは、考えもしなかった。

救護所に行くと、チームメイトが駆けつけてくれた。
既に立つことすらままならない状態だったが、チームメイトが支えてくれてなんとか救護所へ。
同期の尚子は泣いていた。後で理由を聞いたら本気で僕が死ぬんじゃないかと思ったと。
奇遇だわ。俺も同じこと考えてた。それくらいやばかった。

イメージ:シクロチャンネル様

救護所は低体温症の選手の頻呼吸で地獄絵図。


1時間くらい震えて、やっと良くなった頃に留目が一番にゴール。
チームメイトだから何度か一緒に練習したけど、やっぱり強いや。本当におめでとう!!

3位は天野。フランスで今回のような雨の一桁気温の中でも外走りに行ってて、すごいとは思っていたが、、。

レース中も何度もキレのいいアタックをしていて、自分の知っている天野ではなかった。強くなったなぁ、、(誰目線)
おめでとう!!



後輩が活躍する姿をただなにもせず傍観していると、あの場に残れなかったやるせなさだったり、不甲斐なさで心が痛む。

再三になるが、ここで勝つことを大きな目標にして1年やってきて、こんな形で終わるなんて不完全燃焼がすぎる。

ただ、幸いにも自分には後一年チャンスがあり、勝ちたいというモチベーションもある。

最後の年となる来年こそ、来年こそはこの舞台で勝って、有終の美を飾りたい。


最後になりましたが、応援してくださった皆様、サポートしてくださった皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました!

また頑張りますので、引き続きよろしくお願いします!