海にザブーン | 未来に=ミラクルに(Kamoさんの一人親・父さんの育児奮闘記)

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じっとしていても何も変わらない 動いてミラクル起こそう

海に行こう~


ミラクルに今日・明日・未来-5


まだ海開きが始まっていない6月の初め、お互いの空きの時間が合ったので


「お昼に海に行こう!」ということになった。


彼女が一人で子どもを育てていかなくてはならなくなったとき、この浜辺が


子どもと長い時間ゆっくりと、気兼ねなく遊べる唯一の場所だったようだ。


とはいうものの6月の初めということもあり、海を眺めた後、公園に行き


軽い食べ物でもと思っていた私には当然、水着の用意などない。


彼女自身も水着の用意はしていなかったが、


子どもの水着や浮き輪は用意していてさっそく泳ぎの準備!


私も泳ぐつもりはなかったのだが、


小さな子どもが「冷たいね~」と言いながらも楽しそうに泳いでいる姿を見て


彼女たちを喜ばせてあげたいとのおもいが突然溢れ出し


いつのまにか洋服を着たまま、ザブーンと海に飛び込んでいた…


彼女はビックリして目を大きく開き唖然としていたが、


二人が泳いでいる姿を見ながら、「大丈夫~?」「冷たい~?」と声をかけ


いつものように笑顔いっぱいの顔にふくらんでいった。


ワイワイと、はしゃぐのも、つかの間…


砂浜で、冒頭で書いた話を彼女から聞いて、楽しい時間を過ごそうと思い、


「よ~し!いっぱいいっぱい泳ぐぞ~」と、また海に入った。


海の中で逆立ちをしたり、追いかけっこをしていたら、


突然、「痛い!」と指先に激痛が走った…


指先から血が流れ止まらない、「ガラスの破片で切ったかもしれない?」と


彼女と話していたら、だんだんと手が腫れ、しびれがでてきた…


「すぐ、病院へ行くよ!」 彼女の行動の早いこと早いこと…


子どもを海からあげ着替えさせ、病院へ!


私も、この手のしびれには、いささか不安な気持ちが脳裏を走った。


診断の結果は、おこぜ(魚)のヒレには毒性があり、それに触ったらしい。


素早い対処のおかげで、しびれも和らいだので病院の後、公園で日向ぼっこ。


通りがかったおじさんから「家族で楽しそうですね」と声をかけられ、


「私たち21歳年の差があるのに夫婦と思われたのかなぁ」と微笑む二人。


いろんな出来事が二人の絆を深めた一日


その夜の彼女からのメールには


「私は夫婦として過ごしたのもたったの数ヶ月で、


男の人が隣にいるのも不思議で…でも今日は、すごく家族みたいに


自然に時が流れたなぁって、私もあなたと同じように思いました。


今日いっぱいいろんなことあって絆が深まった感じがしました。」


この出来事により、二人の互いの辛い過去を打ち明けるきっかけとなり、


やがてお互いが新たなパートナーとして必要な人であると感じ合っていった。