2022年10月12日(水)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽25ー36:テレるは恥だが役に立つ【初回2022年10月12日(水)】

▽脚本:福嶋幸典
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:牛草健
▽作画監督:渡辺はじめ
▽原画:今野淑子・神戸 環
▽動画:安室侑哉・瀬川 巴瑠加

・天才陶芸家の多山と帽子作家のテレ子。ふたりはとっても恥ずかしがりや。ある日、テレ子が陶芸を教わるために鬼が山の奥にある多山の工房をたずねてきた。だけど、多山もテレ子も恥ずかしがりや同士、テレすぎて直接話すことができない。伝言役になったおじゃる丸と電ボはふたりの間を行ったり来たりする。(公式HPより


✏️おはなし






・鬼が山。陶芸家の多山の元を訪れたおじゃる丸と電ボ。相変わらずの恥ずかしがり屋、姿を隠す多山。その隣に以前フリーマーケットで知り合った同じく恥ずかしがり屋のテレ子さん、慌てて離れる2人




・聞けば多山に陶芸を学びたく訪れたらしい。理由を尋ねるおじゃる丸、小声で聞こえないので電ボが聞いてみたところ、「テレ子様、家で帽子を作りながら頂いた多山さんの作品を見ているのでございますが、その毎日見ても飽きない作品の奥深さに感動され自分で作ってみたいと思われたそうにございます(電ボ」




・その言葉に感動の多山、引き受ける事に。「ただし…失敗作は全て壊す。多山の芸術に妥協はない!(多山」。とはいえ目を合わすとテレる2人。「いちいちめんどっち~の(おじゃる丸」





・工房で作業開始。互いにテレて距離も離れ気味、会話もままならず。仕方なく互いの連絡係となるおじゃる丸。やがて「2人でやってたも~!(おじゃる丸」「お疲れ様にございました(電ボ」





・作業は進み形作り。心の中で作品を描き「爆発だ~!」な多山。それに続くテレ子さん





・あとは釜で焼くだけ。知らぬ間に距離が近付いていたがここでも恥ずかしがり屋の2人、「あっ…恥ずかし~!(2人」「そうなるのでございますね(電ボ」








・無事焼き上がり。テレ子さんの作品を見て「美しい…この形、この曲線。これぞまさに芸術…おめでとう!素晴らしい作品だっ!」と多山。感謝のテレ子さん、互いに手を握り合い大慌て






・「すまない。つい感動して…」と謝る多山に「あの~。良かったらどうぞ」と作品を渡すテレ子さん。多山も自らの作品を渡し交換する事に。「素敵な作品ですね」と言われ涙の多山。
交換を済ませ帰路につくテレ子さん。「テレ子様、今までにないスピードにて一目散に帰っていかれました(電ボ」







・暫くして。「おそらく今頃…」とテレ子さんのティータイムを想像する多山。一方テレ子さんも「きっと今頃…」と多山のお茶の時間を想像






・しかし多山は湯呑みを肩叩きに、テレ子さんはお皿を塵取りと勘違い。
肩叩きしながら「もう一度会ってみたいの~」と想いを馳せる多山。掃除をしながら「またお会い出来るかしら…」と想いを馳せるテレ子さん。というお話。







前回】

📝もう出番無いかと思ってましたが2年ぶり2回目の登場、テレ子さん。あわせて多山も2年ぶりですね。前回の続きとなる今回、すれ違いは相変わらずながらも関係性は大きく前進。
無論、作品内で2年も経過する訳は無く、前回の風鈴(湯呑み)が吊るしてある事から約1ヶ月前後だとは思いますが、このペースだと多山に春が訪れるのもそう遠くない。多山は今回、腹巻き(帽子)を巻いてましたが知ってか知らずかそこに触れないテレ子さんも素敵であった。
サザエさん時空かつ作者無き今、この手の話は進展無さそうに思えますが、過去にサムが結婚したという前例があるので可能性が無い訳ではない。
あと前回ラストにおじゃる丸が見せた野暮なツッコミが無かったのはとても良かったです。その一方で今回テレ子さんの目は隠れたまま(回想除く)なのは何故。