2022年6月2日(木)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸(再)
▽20ー9:マロはまだまだ帰れない【初回2017年4月21日(金)】

▽脚本:福嶋幸典
▽絵コンテ:大地丙太郎
▽演出:牛草健
▽作画監督・原画:渡辺はじめ
▽動画:甲斐根寛幸・長尾瞳

・カズマがついうっかり、おじゃる丸の分までプリンを食べてしまった。おじゃる丸が帰ってくるまでになんとかしなければ!あせったカズマは、ママが作るのをわすれたことにしようとか、子鬼(おに)トリオがやってきて食べてしまったことにしようとか、言いわけを考える。でも、そんな言いわけ通用するわけがない。カズマはプリンを自分で作ろうとする。ところがこんどは材料(ざいりょう)がない。そこに、おじゃる丸が帰ってきた。(公式HPより


✏️おはなし


















































『プリンとは マロを泣かせる 憎いやつ ソナタがいれば おうちも忘れる』
『初めての ソナタと会うた あの日から マロはメロメロ ソナタの虜』
『初めての プリンのプルプルその時は 気持ち悪うて 怖かったのじゃ』
『おおプリン ソナタがここにおる限り マロはまだまだ帰らない』

・1つ目は初めてプリンを食べた時の歌、そしてプリン愛の歌を次々と詠むおじゃる丸

・一方カズマ、今日はサッカーの試合がうまくいったらしく上機嫌。試合を振り返りながらプリンを食べるカズマ、気付けば皿が2枚。気付いた時には時既に遅し、ママが忘れたと言うか、子鬼トリオが勝手に食べたと言うか、そんなことを考え自己嫌悪に陥るカズマ

・「あっ!作ろう!」と冷蔵庫を確認するも材料は無く。買いに行こうと思ったところでタイミング悪く帰ってくるおじゃる丸と電ボ。『ただいまと かわゆきマロの声がする 玄関開けたら2分でプリン(おじゃる丸』

・慌てるカズマ、テーブルの上の異変に気付く電ボ、もはや言い逃れ不可能、涙ながらにひたすら謝罪、そして材料を買いに向かおうとするカズマを引き留めるおじゃる丸。
「カズマ、よいのじゃ、よいのじゃ。マロ、ち~っとも怒ってないでおじゃる。おじゃよかったのカズマ。サッカー活躍しての、頑張ったの。お祝いじゃ。マロの分のプリンはサッカー頑張ったカズマへのお祝いじゃ。マロの、カズマが喜んでくれればそれでよいのじゃ。そしたらマロも嬉しいのじゃ」

・感動のカズマ、しかし「それにの、明日からマロも1日2個のプリンを食べられると思うと嬉しい」と続けるおじゃる丸に呆れるカズマ。一方おじゃる丸、「マロもの、カズマを見習うての明日からプリン2個じゃ。ホホホホ」→「それはだ~め」→「マロはダメでカズマはよいとな?」→「それは…」→「ならばよいの。明日からず~っとマロ1日2個のプリンじゃ」→「それはダメなんだけど…」→「カズマの困った顔かわゆいの~」

『プリンとの カズマがいれば楽しき日。マロはまだまだ帰れない』というお話。




📝いい最終回だった(5年後も放送中)。これが20シリーズ最終話で無いのが不思議なくらい、なんならおじゃる丸最終回と言われても成立する話ですが、シリーズ最終話にはそれにふさわしいあの話が控えているのであった。
今話は監督コンテ回とあってかカズマの顔芸も多彩でそこも楽しいお話。