2022年5月2日(月)
〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽25ー13:まさかあるとは千両プリン【初回2022年5月2日(月)】
▽脚本:福嶋幸典
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:菱川直樹
▽作画監督:渡辺はじめ
▽原画:岩崎隼平・林田多希
▽動画:佐藤恭子・梅林由加里
・ヘイアンチョウに帰ってきてからというもの、元気がないおじゃる丸。うつろな瞳(ひとみ)、ものほしそうな口元…。元気がない理由(りゆう)は、愛(あい)ちゃんのプリンが恋(こい)しいからのよう。おじゃる丸の父上と母上にたのまれて、電ボはプリンを探(さが)しに町中へ。なんとか愛ちゃんのプリンとそっくりのプリンを見つけたけれど、「ほしいなら一つにつき千両(せんりょう)もってきな」と言われて…。た、たか~い!(公式HPより
✏️おはなし
・ヘイアンチョウ。モンシロチョウのモン様への思いが募る電ボ、おにぎりで告白と意気込むが既に先客、ハチのハチナリが電ボには到底買えそうもない高価な宝石を手に告白中。モン様は悩んでいる様子
・一方、ヘイアンチョウに戻ってからおじゃる丸の様子がおかしいと不安の両親。電ボなら原因がわかるのでは、と言われ、愛ちゃんのプリンを10日も食べてないから、と推測する電ボ
・おじゃる丸の両親からプリンを探すよう頼まれた電ボ。しかしここはヘイアンチョウ、プリンなど無く、ましてや愛ちゃんプリンなど絶望的…と思いきや、タナカヨシコそっくりの老婆がプリンを捨てようとしてる現場を目撃
・さっそく譲ってもらうよう交渉するも老婆の要求はなんと千両。おじゃる丸の両親に無理を承知で相談する電ボ、すると「安い(父上」「千両で元のおじゃる丸に戻るなら安いものですね(母上」
かくして千両でプリンを購入、喜んで食べるおじゃる丸、その姿を見て1口百両…と考えた電ボ、最後の1口を盗み逃亡
・「わたくしとお付き合いして頂けませんか?はいこれ百両の」とプリンを差し出されたモン様、「え?何これ…食べかけ?」と激怒。かくしてフラれた電ボ、「これ、百両!百両!モン様百両~!じゃないか…」というお話。
📝今回は落語の千両みかんを下敷きとしたお話。元のエッセンスは残しつつ電ボ恋の劇場を重ねた展開が面白かったです。
謎の老婆、特に名前も無くガラクタとは交換しないなどタナカヨシコとは似て非なる存在ですが遠い先祖の可能性もなきにしもあらず。
千両が今の価値で如何ほどか、調べてもハッキリした数字は無いですけど下で1000万、上で1億ぐらいですかね。そんな大金をポンと出せる辺り、さすが妖精貴族であった。