2022年1月14日(金)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸(再)
▽19ー61:まったりカフェ【初回2016年12月7日(水)】

▽脚本:今井雅子
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:児谷直樹
▽作画監督:渡辺はじめ
▽原画:泰野三和子・松丸祥弥
▽動画:松本早織・高橋千尋

・オコリン坊(ぼう)とニコリン坊がささいなことで言い合っていると、目の前に「まったりカフェ」と書かれた看板(かんばん)が落(お)ちていた。その下からおじゃる丸のエボシがあらわれ、2人は中にすいこまれてしまう。そこには電飾(でんしょく)がハデにかがやく「まったりカフェ」があった。電ボやカズマ、月光町の人たちがやってくるが、どうもみんなようすがおかしい。ここはまったりを楽しむカフェだということなのだが…(公式HPより


✏️おはなし

・月夜が池、お賽銭集めが捗らなかったオコニコ、互いに押しが甘い、辛いと言い合いに。その拍子、まったりカフェと書かれた看板に足を取られるオコ坊、その下には何故かおじゃる丸の烏帽子、そのまま吸い込まれるオコニコ

・烏帽子の世界に到着。派手な電飾、妙なおじゃる丸ロボが出迎え。案内人の電ボいわくここはまったりを存分に楽しむまったりカフェ。そこにボール、突っ込んでくるカズマ。蹴鞠のようだが普段なら犬を怖がるカズマが逃げ出さないなどいつもと違う模様。

・屋敷の前に飛ばされるオコニコ。おじゃる源氏登場、おじゃる17と見せ掛けてこれは子鬼トリオとおじゃる丸の合体。おじゃる丸はここの店主らしい。
とそこに「そ~」の歌声。歌うのは館長さん、カンブツさん、ケンさん、何故かイケメンの川上さんのおじゃメンズ。「そ」なる料理を調理中、メニューは「そ」だけ。おいなりさんの文字もあるが切らしてるらしい。

・「そ」が出来上がるまで乙女先生と小町ちゃんもとうすいさんの激しいダンスに巻き込まれるオコニコ。おじゃる丸の両親との和歌作りでは「まったりとまったりまったりまったりと」の続きを作るよう言われ「まったりするのももう飽きた」→「45点」という評価を受けるオコ坊

・ようやく「そ」完成。オコ坊には甘いタレ、ニコ坊には辛いタレ。何故か「と」と書いてあるが失敗作らしい。
いざ食べてみるとオコ坊には辛いタレ、ニコ坊には甘いタレ、と逆。
「けど辛いのも美味しい(ニコ坊」「甘いのも悪くないな(オコ坊」

・仲直りの2人、烏帽子の外へ。お賽銭集めへ誘うオコ坊、「はいなアニさん、甘辛で生きまひょ!(ニコ坊」「甘辛いいな~(オコ坊」「甘辛甘辛 まったりまったり(2人」というお話。


























📝「そ」とは「蘇」。この話は2016年に放送されたものですが、奇しくもコロナ禍で余った牛乳の再利用方として注目を浴びた昨今。諸説あって実のところ謎な食べ物ですが一般的には1000年前の乳製品という認識ですかね。
それにしても何故あそこに烏帽子が転がっていたのか、それこそが一番の謎である。いずれにせよ、烏帽子が仲直りにひと役買ってくれたのは間違いない。