2021年5月27日(木)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽24ー26:館長さん マントの気持ちがわからない【初回2021年5月27日(木)】

▽脚本:坂井史世
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:佐藤真人
▽作画監督・原画:泰野三和子
▽動画:安室侑哉・瀬川 巴瑠加

・なんだかげっそりしているオバケ屋敷(やしき)の館長(かんちょう)さん。どうやら相棒(あいぼう)のマントをお世話(せわ)したいのに、あっさりことわられてしまったそう。マントの気持(きも)ちがわからない、とおちこむ館長さん。きっとマントはえんりょしているだけにちがいない。「マントさまから本当の気持ちを聞き出してみせましょう」とはりきる電ボ。おじゃる丸と館長さんは2人をそっと見守(みまも)ることにした。(公式HPより


✏️おはなし




・マリーさんのお屋敷に遊びに来たおじゃる丸と電ボ、げっそり、落ち込んだ館長さんを発見。聞けば相棒=マントの気持ちがわからなくなったそう。
相棒にはいつも世話になりっぱなし、なので今度は館長さんが相棒を世話してあげたいと思ったそうだが「何にもしなくていい」と言われたらしい。マントと話せる事に驚くおじゃる丸、館長さんに遠慮してるだけ、と電ボ。



・相棒の気持ちが知りたい館長さんの為に一肌脱ぐ電ボ。「ミラーボールやゴミ箱様ともお付き合いしたことのあるこのモテ虫電ボが必ずやマント様から本当の気持ちを聞き出して見せましょう」



・まずは仲良くなる必要があると考えた電ボ、最初の作戦はお笑い作戦。「電ボ君、期待してるよ(館長さん」「その期待、粉々に打ち砕かれぬとよいがの(おじゃる丸」
謎かけ開始、マント様と掛けまして蓋が空いたケチャップの瓶と解きます→どちらも逆さまにしちゃダメ
無反応のマント、マントはトンマ、蓋が空いた瓶を逆さにすると大変、と説明する電ボ



・そこに「ダメだよ~ダメダメ」と入ってくる館長さん。相棒は単純な笑いが好きだそうで「あぁ寒い寒い マントを貸してってたのマント~」とダジャレ、これにウケるマント。
そこに現れた子鬼トリオ、ドアの隙間から中を伺うおじゃる丸の元に来るが「大見得を切った電ボを見ておるのじゃ」というおじゃる丸と共に見守る事に。



・次なる作戦はプレゼント作戦。花を差し出すがそこに再び館長さん。マントは花粉が苦手だそうでプレゼントするならこれ、とブラシを取り出しマントを撫でると大喜び。
「虫、空回りしてるっピィ(キスケ」「本当の空回りはここからじゃ(おじゃる丸」



・次の作戦は誉めて誉めて誉めまくる作戦。「おお~なんと麗しきマント様のそのお姿。まるでてるてる坊主のように可愛らしゅうございます。さらにその表の黒色はまるでカラス様のように艶やかで美しゅうございますし裏の赤色はまるでバラ様のように上品かつ華やかでございますし…」
とここでマントは恥ずかしがり屋、と再び入ってくる館長さん。「よしよし、誉められ過ぎて恥ずかしくなっちゃったんだね。フフ…でもボクはキミのそんなところがかわいくて好きなんだ」、その言葉に悶えて喜ぶマント。
電ボはと言えば「はぁ~なんとも純粋でお可愛らしい(電ボ」



・そんな電ボの姿に「やはり出てしまったの、あのクセが…」と呆れるおじゃる丸。
一方電ボ、「わたくしついに見つけてしまいました。このマント様こそわたくしが長年追い求めてきた理想の恋のお相手」という事で次の作戦は「究極奥義、愛の告白大作戦にございます!」




・マントに告白、突撃する電ボだったが慌てて入ってくる館長さん、館長さんの元に向かうマント、空振りに終わる電ボ。
「お~よしよし、怖かったんだね、大丈夫だよ」とマントを慰める館長さん。「なんだかんだ言うてマントの気持ちがわかるのは館長、ソチしかいないのではないのかの?(おじゃる丸」





・「もしかして何にもしなくていいっていうのは何にもしてくれなくても幸せって事だったんだね。うう~なんてかわいい相棒なんだ~(館長さん」
万事解決、「マント様、幸せそうにございます…」と半ば納得の電ボを連れて帰路に着くおじゃる丸。その背中を見つめる子鬼トリオ。というお話。


📝全国一億五千万人の館長さんクラスタに捧げる感動巨編。げっそり館長さんの姿に悶える人も多数いたとかいないとか(何
電ボ恋の劇場も兼ねてましたが、その電ボも館長さんとマントの間には入れず、恋破れてもそれなりに納得の表情を見せる珍しい展開。
おそらく館長さんとマントの相棒としての姿を見ておじゃる丸と電ボも同じく何か思うところがあったのか、その背中を無言で見つめる子鬼トリオも同様だったのかも。

【今回のED】
冒頭「さあエンディングの時間だよ 最後はフワちゃんと元気にエクササイズ」
締め「楽しかった 毎日やろう」「おじゃ~」