2021年4月29日(木)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽24ー14:シャボン玉子さま【初回2021年4月29日(木)】

▽脚本:髙橋幹子
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:菱川直樹
▽作画監督・原画:さくましげこ
▽動画:安室侑哉・駒場太一

・電ボはツヤツヤでピカピカのシャボン玉子さまに一目ぼれ。でも、シャボン玉子さまはふれるとわれてしまうほどか弱い。好(す)きだけど近づけないとは、なんと切ない恋(こい)のはじまりにございましょう。それでも愛(あい)するシャボン玉子さまを守(まも)るため、体をはってたくさんのピンチから彼女(かのじょ)をすくう電ボ。そんなたのもしい電ボに、シャボン玉子さまも少しずつひかれていく。2人の恋のゆくえは…?(公式HPより


✏️おはなし


・つやつやでピカピカのシャボン玉子(だまこ)様に一目惚れの電ボ。さっそくアプローチ開始、と思いきや「近寄らないで。私、触れられたら割れちゃうの」とシャボン玉子様。好きなのに近づけない、切ない恋の始まり




・シャボン玉子様の背後から1羽の鳥が。ホイッスルを鳴らし鳥を追い払う電ボ。さらに葉っぱを「あちょ~!」で粉砕、木の枝も避け、雨が降れば傘代わりとなる電ボ。
やがて晴れ、鬼が山の方にきれいな花畑があるとの会話が耳に。「電ボさん行ってみた~い(玉子」「ですよね~(電ボ」




・花畑に到着、仲良く過ごす電ボとシャボン玉子様。夢のようなひとときに喜んでもらえて良かった、とシャボン玉子様。自分にはこんなことしか出来ない、ただフワフワフワフワ飛んでるだけで…と語る姿にそんなことはございません、と電ボ





・その時、アイスクリームを落とし泣く女の子の姿。電ボが励ますも効果は無かったが、シャボン玉子様を見ると笑顔に。その後も喧嘩の子供、さらにはおじゃる丸を追う子鬼トリオもその存在だけで笑顔に変えるシャボン玉子様。
「あっぱれシャボン玉子様!見事ホワホワにておじゃる丸様をまったりさせた上に、子鬼めらを追い払いましたでございます!そうなのです。シャボン玉子様はただこうしてフワフワ飛んでいるだけでたくさんの人を笑顔にしているんですよ(電ボ」




・すっかり相思相愛となった2人、シャボン玉子様は自らをハートの形に、負けじと電ボも髪の毛をハートに。笑いあう2人。





・だったが、一滴の草露により脆くも割れてしまうシャボン玉子様。「電ボさんありがとう。楽しかった。シャボン玉だからいつかは弾けてしまうの。楽しかった。電ボさんと会えてとっても楽しかった」。その言葉を最後に消えるシャボン玉子様。






・夕方。悲しみに暮れる電ボ。とその時、大量のシャボン玉が。「電ボさん」と次々と話し掛けるシャボン玉達、その発生元は地上の子鬼トリオ。「電ボさ~ん!」「は~い!」というお話。


📝電ボ、恋の劇場。相思相愛だと非情にも実質死別で終わる事の多いシビアな恋の劇場ですが、今回は多少の救いはあった模様。ラストシーンのシャボン玉達の台詞には「シャボン玉子」の字幕は無いので完全に同一個体かどうかは各々の解釈次第、ですかね。
なんとなく、S16-4話の「電ボ こぎまくる」(2013年)のラストに近い別れ方かな、とも思ったり。

【今回のED】
冒頭「あ~いい話~ 最後はフワちゃんと元気いっぱいエクササイズ」
締め「楽しかった」「おじゃっ」