2020年6月11日(木)
〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸(再)
▽18ｰ3：おじゃるウォッチ【初回2015年4月3日(金)】
▽脚本：髙橋幹子
▽絵コンテ：西田章二
▽演出：桜井弘明
▽作画監督：小林一幸
▽原画：吉田光昭・津田夏貴
▽動画：中山 柴・山田 諭
・カズマにストップウォッチをかしてもらったおじゃる丸。愛ちゃんがプリンを作る時間や電ボのみだしなみにかける時間など、いろいろな時間を計る。テレビのコマーシャルが１５秒（びょう）しかないことに感心（かんしん）したおじゃる丸は、シャクをとりかえしに来た子鬼トリオに、どれだけシャクが欲しいか１５秒でマロを説得（せっとく）してみよとせまる。(公式HPより
✏️おはなし
・カズマからストップウォッチについて教えて貰ったおじゃる丸、まずは愛ちゃんママがプリンを泡立てる時間を計測。｢53秒の短き時で、あのまろやかな味が出来るのかの。愛ちゃん、これからも53秒よろしくの(おじゃる丸｣
・続いてマコトパパがビールを飲む時間を計測。｢21秒で幸せになるとは、パパ上は安上がりじゃの｣
その後は電ボの身だしなみを計測。｢電ボ…17秒の身だしなみではいつまでたってもオナゴは落とせぬぞ｣
・｢おもしろき箱｣こと、TVの前に座るおじゃる丸。歯ブラシのCMに｢マロのようなかわゆきオノコじゃの(おじゃる丸｣｢おじゃる様の方が素敵にございます(電ボ｣などと語っていたが、｢♪白い歯は世界を制する～｣のくだりをみて｢なんだかわたくし、一瞬ではありますが、今おじゃる様よりこちら様の方が素敵に見えましてございます(電ボ｣
意味はわからないが、マロもあれで磨く、勝負はそこから、と燃えるおじゃる丸
・ストップウォッチに目をやると15秒の数字。その後も月光町遊園地のCMに目を輝かせる一同、計ってみるとまたもや15秒。
CMは15秒とカズマから聞かされたおじゃる丸、｢なんと…たった15秒の短き時でマロのハートをこのように掴むとは…｣と驚きの様子。
・とそこに子鬼トリオ襲来。歯ブラシの変装を見破られ、いつもの口上→合体、とこなすが｢26秒じゃ。長いのソチら。のう、ソチら、15秒でこのマロを説得してみよ。思わずマロがこのシャクを渡してもよいかのうと思わせるような、魅力ある15秒じゃ(おじゃる丸｣
戸惑う子鬼トリオに、おじゃる様は大事な事は15秒もあれば十分伝わると学んだ、と補足する電ボ
・15秒チャレンジスタート。｢そ…そのシャクはエンマ大王様の物でゴンス！｣｢今すぐ返さないといけないっピ！｣｢で…でないとエンマ界が大変だよ！｣｢た…た…大変っていうのはでゴンスな…えっと…その…エンマ大王と…｣
｢21秒。ソチら要点をまとめて出直してたも。よいか？まずはこのマロの心をくすぐるような何かがいるのじゃ｣とダメ出しのおじゃる丸
・15秒チャレンジその2。｢♪かかっかっかっ返すでゴンスそのシャクを｣｢♪でないとエンマ界がさぁ大変｣｢かりる8合 なす1升｣｢♪シャク返せイエ～｣
結果は17秒。自信満々の子鬼トリオだが、｢そもそも『かりる8合 なす1升』とはなんでおじゃる？｣と再度おじゃる丸からダメ出し
・キスケいわく、物を借りたら返す時は倍返し、お礼をしろって意味、とのことでトミーさんから借りた本で学んだらしい。
｢もうよい。やっぱり出直してたも｣と呆れるおじゃる丸。｢♪いいからとっとと返すんだよっ｣もアカネが歌うも3秒、結局諦めて帰る子鬼トリオ。｢次は15秒の短き時で来てたも(おじゃる丸｣
・喫茶一服。マイクさんがコーヒーを淹れる時間を計測し｢きっちり10秒じゃ｣と驚くおじゃる丸。マイクさんの拘りらしく｢短き時もなかなか侮れるの｣と感心するおじゃる丸。
・｢じゃが、もっと短き時で出来る事はないのかの？｣とおじゃる丸。その背後、窓を通り過ぎる一匹の蝶々様。それに一目惚れの電ボだったが、目が合うや速攻で立ち去る蝶々様。｢1秒じゃ。電ボ(おじゃる丸｣というお話。
📝ストップウォッチの作画に驚く回。100分の1秒の部分まで本物同様しっかり動いており、これどうやって作ったんだろうか。そこだけで99枚も用意して表示するのはTVの仕様上、不可能でしょうし、かと言って変に飛んでるようにも見えず。本物のストップウォッチにしか見えずただ驚きでした。
｢かりる8合 なす1升｣、漢字では｢借りる八合 済す一升｣。普段あまり使う言葉ではないですね。自分も恐らく初耳だったかも知れない。
17秒の身だしなみの結果、1秒でフラれた電ボ、彼の場合、時間の問題ではない気がする(酷
今回のタイトル、5年前は隆盛を誇っていたあの作品が元ネタでしょうけど、この5年、157,680,000秒ですっかり下火になってしまい、時の流れの残酷さを感じるなど(閏年は計算外)
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