2020年5月7日(木)
〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽23ｰ17：カズマ おじゃる丸をあの手この手でおびき出す【初回2020年5月7日(木)】
▽脚本：高橋幹子
▽絵コンテ：西田章二
▽演出：菱川直樹
▽作画監督・原画：市野瀬亜由美
▽動画：小森 陽・瀬川 巴瑠加
・ちらかしっぱなしの部屋（へや）を見て、「おじゃる片（かた）づけなよ！」。とカズマがしかると、「うわ～ん」と泣（な）きながらおじゃる丸が部屋にとじこもってしまった！開（あ）けてと言うも、出てくる気配（けはい）はなく、ぜったい片づけなんてしないと言いはるありさま。こまったカズマは、あの手この手でおびき出そうとかんがえる。勘（かん）のするどいおじゃる丸とカズマの攻防（こうぼう）、結果（けっか）やいかに？(公式HPより
※追記：2020年8月27日(木)再放送時のEDイラスト追加
✏️おはなし
・散らかしっぱなしの部屋で言い合いになるおじゃる丸とカズマ。転倒したカズマに｢マロの大事な宝物を踏むとは何事じゃ｣とおじゃる丸、怒鳴るカズマ、泣いて部屋に閉じ籠るおじゃる丸。
・呼んでも｢や～でおじゃる。マロ絶対片付けないでおじゃる～っ！｣と拒むおじゃる丸に手こずるカズマ。とそこに現れた電ボに｢小町ちゃんの真似をしてくれない？｣と依頼。
｢でしたらこの千の声色、いえ万の声色を持つ伝言係、電ボ三十郎におまかせくださいませっ！｣と快諾の電ボ
・作戦開始。反応しドアに手を伸ばしたおじゃる丸だが、｢本当に小町ちゃんかの？｣と逆に質問。
｢(ピチピチ感がまったくないでおじゃる)｣と電ボが真似をしてるかも、と読むおじゃる丸、｢おにっ おにおに おにぎり～っ｣と電ボが好きなおにぎりの歌を披露。
最初こそ我慢していたが、結局反応して歌い出す電ボ、作戦失敗。カズマに謝り｢わたくし空の彼方で反省して参ります～！｣と飛び去る電ボ
・カズマの次なる作戦は乙女先生。バラの香りの香水で乙女先生が来た、と思わせる作戦。
これもドアに手を伸ばしたところで｢本当に乙女先生かの？｣と疑うおじゃる丸。いつもと香りが違う、｢(まったくドキドキしないでおじゃる…もしやこれは愛ちゃんのバラの香水かのっ？)｣と読んだおじゃる丸、烏帽子から大盛り天丼を取り出し、シャクを伸ばしてカズマの元へ。
乙女先生ならペロリ、と言われ食べ始めるカズマだが、結局残してしまいまたもや作戦失敗
・こうなったら、とドアから離れたカズマ。｢全く、このやんごとなき雅なお子ちゃま、坂ノ上おじゃる丸を騙そうとは千年早いでおじゃる｣とほくそ笑むおじゃる丸の耳に｢コンコンパカッ｣という音が。
更に｢トクトクトク｣｢カシャカシャ｣と続いた音に、これはプリンに違いない、と喜ぶおじゃる丸。
・｢本当にプリンを作る音かの？もしかしてまたカズマの作戦ではないのかの｣とドアに手を伸ばしつつ考えるおじゃる丸、すんでのところで引き返したが、ドアの向こうから子鬼トリオの声が。
｢それよりこれ美味しそうでゴンスなぁカズマどの｣とアオベエ。｢アタイ大好物なんだよこれ～｣とアカネ。｢オラも食べたいっピイッ！｣とキスケ。｢ヨダレが止まらないよ～っ！｣と声を揃える子鬼トリオ。
・｢おじゃるの為に作ってたんだけど…わかったよもうすぐおやつの時間だしね、子鬼くんたちにあげるよ｣とカズマ。
とうとう辛抱堪らず｢だめでおじゃる～っ！それはマロのプリンでおじゃる～っ！｣とドアを開けたおじゃる丸が見たもの、それは納豆茶漬けを食べる子鬼トリオの姿でした、というお話。
📝小町ちゃんのモノマネが一番得意なのはおじゃる丸ですからね、最初の作戦は電ボに勝ち目はなく。2つ目も匂いの時点でバレ、天丼はもはやカズマへの嫌がらせという。
最後はなんの音か考えが及ぶ前にプリンへの執着を利用したカズマの見事な作戦勝ち。
部屋はまだ片付いて無かったので、あの後観念して片付けたに違いない。
※再放送時のEDイラスト
・