2020年5月6日(水)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽23ー16:アカネによく似た女の子【初回2020年5月6日(水)】

▽脚本:今井雅子
▽絵コンテ:小野勝巳
▽演出:牛草健
▽作画監督・原画:今野淑子
▽動画:安室侑哉・駒場太一

・「なんだか、あたいじゃないみたい…」。子鬼(こおに)のアカネが、マリーさんに服(ふく)をかりておしゃれしている。ワンピースにぼうし、くつもカバンも、ぜ~んぶもも色。いつもと違(ちが)う自分にワクワクして出かけると、アオベエ、キスケにおじゃる丸とすれ違う。でも、アカネによく似(に)てるけど違う子かな?とみんなキョトンとしている。うれしくなったアカネは、自分を「モモネ」と名のり、とくべつな日をすごす。(公式HPより

※追記:2020年8月26日(水)再放送時のEDイラスト追加


✏️おはなし




・マリーさんのお屋敷、アカネをコーディネート中のマリーさん。ピンクの服、お揃いの帽子にバッグ、靴、全てピンクで包まれたアカネ、「なんだかアタイじゃないみたい」「いつものアタイよりピンクがいっぱい」と照れ笑いしつつお出かけ






・道行くアオベエ、前方にアカネを発見。しかしいつもと違う様子に戸惑うアオベエ。一方のアカネも「アタイみたいだけどアタイじゃないみたいって思ってるのかな」と含み笑い。
やがてすれ違う2人、アカネなら黙って通り過ぎるはずがない、と戸惑うアオベエに背後から「モモネ」と名乗るアカネ、「失礼したでゴンス」と走り去るアオベエ




・月光銀座を行くアカネ、「アタイはモモネ。マリーさんのお屋敷に住んでいる桃色が似合う女の子」とすっかりなりきり楽しげな様子。八百屋の大根大安売りの声に思わず反応するも、モモネは大根大安売りに飛び付いたりしない、と気を取り直すアカネ






・モモネが買い物するなら、とお花屋さんにやってきたアカネ。花を眺めていると今度は通りがかりのキスケが。
いつもと違う様子にやはり戸惑うキスケ、その視線に気付きモモネと名乗るアカネ、「違ったッピ…モモネだったっピィ~(キスケ」






・ピンクの花を手に月光銀座を歩くアカネ。「アタイはモモネ。マリーさんのお屋敷に住んでいる女の子。モモネはもっとしずしずと歩くかも」と歩き方も変化。
と今度は前方からおじゃる丸と電ボが。アカネに気付くがやはり戸惑う1人と1匹。一方アカネはシャクを取り返すチャンス!と構えるも「アタイはモモネ。シャクは関係ない」と思い直しそのまますれ違う2人と1匹





・すれ違ったものの、おじゃる丸が持つ桃色のシャクが気になるアカネ。その視線に気付いたおじゃる丸と電ボ、互いに見つめ合うが「モモネには桃色のシャクより桃色のお花が似合うね(モモネ」と思い直しそのまま先へ






・妄想膨らむアカネ、「モモネはおじゃる丸からシャクを取り返さなくっていい、作戦を考えたりもしなくていい、マリーさんのお屋敷で毎日優雅に暮らしているんだ…窓辺に桃色のお花を飾って…恋人なんかいたりして…」などと楽しげだったが気付けば夕方、ふと我に返り思わず笑い出すアカネ





・マリーさんのお屋敷、借りた衣装を返すアカネ。マリーさんは「よろしければアカネさんに差し上げますのに」と気遣うも「ここがモモネの家だからさ」とアカネ





・アカネが帰った後、一人思い出に浸るマリーさん。「思い出しますわ。このピンクの組み合わせを身に付ける日は幼いわたくしにとって特別な日でした。いつもより素敵な自分になれた気がして、風景がいつもよりキラキラして見えて…」





・帰路に着くアカネ。買い物袋には大安売りの大根。テントで出迎えるアオベエとキスケ。今日アカネにとってもよく似た女の子に会った、と報告する2人。
「アタイも会ったよ。その女の子。フフッ(アカネ」というお話。


📝モモネの設定=アカネの願望の反映なのかはわかりませんが、たまにはこういう日があっても良いですね。マリーさんも時々こうやってお嬢様時代の華やかな記憶を思い出してるのでしょうか。
そういえば、16シリーズの12話「十文字アカネ[初回2013年4月16日(火)]にて、アカネがマリーさんから借りた衣装でピアノの演奏会に挑んでいた記憶。
設定では家が傾いた際、家財道具はタナカヨシコの店に売ったそうですが、思い出の詰まった衣裳等は今でも大事にしてるのでしょうね。去年12月に再放送された17シリーズでもラジオの話ありましたし。




※再放送時のEDイラスト