2020年4月10日(金)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽23ー6:おじゃる丸が来たりていなくなる【初回2020年4月10日(金)】

▽脚本:福嶋幸典
▽絵コンテ:西田章二
▽演出:佐藤真人
▽作画監督・原画:田中理子
▽動画:尾島ちづる・松本伊吹

・おじゃる丸のお世話(せわ)がかりの電ボには気になることがある。最近おじゃる丸が電ボのお供(とも)をことわり、一人で出かけることがふえたのだ。毎日一人でどこへ行っているのでございましょう?なんだかだんだん気になってきました…。こんなときは「電ボ探偵(たんてい)の出番でございますねっ」と探偵衣装(いしょう)に身(み)をつつみ、おじゃる丸を尾行(びこう)することに。その先で、電ボ探偵が見たものとは…!?(公式HPより

追記:2020年7月31日(金)再放送時のEDイラスト追加


✏️おはなし



・月夜が池にタンポポが咲いている、チョウコさんとのデートで行ってみたい、とおじゃる丸に話す電ボ。しかし興味なさげなおじゃる丸、電ボのお供も断り一人で散歩へ。
そういう日もある、と納得していた電ボだったが、思えば昨日、一昨日も一人で出掛けていた、いったいどこへ向かってるのか気になる電ボ。「ここは電ボ探偵の出番にございますねっ!」




・電ボ探偵、おじゃる丸を尾行開始。特に変わった様子は見られなかったがポストのある十字路に差し掛かったところで姿を消すおじゃる丸。「へっ?しまった!」な電ボ探偵、慌てて追いかけるが完全に見失ってしまった模様。
通り掛かった子鬼トリオに「なんだいそのぼろっちい格好は」「罰ゲームでゴンスか」などと言われるも、「これはできる探偵スタイルにございます!」
電ボ探偵、子鬼トリオにおじゃる丸の行方を尋ねるも知らないとのこと。






・坂田マンションでおじゃる丸の帰りを待つ電ボ探偵。「よしっ、わかりました!わたくしの尾行に気付いたおじゃる様がわたくしを撒こうとして…」と推理するが尾行は完璧、バレていないはず、と電ボ探偵。
そこに帰宅のおじゃる丸。ポストのある十字路を曲がった先に面白いことがあると聞いた、ご存知ありませんか、と探りを入れてみるが、知らないと答えるおじゃる丸。
カズマ帰宅。夕方までスゴロクで遊ぶ2人。明日こそ必ず突き止める、と誓う電ボ探偵。




・翌日。散歩のおじゃる丸を尾行する電ボ探偵。十字路に差し掛かるが今日は通り過ぎるおじゃる丸。毎日道を変えているに違いないと推理する電ボ探偵、再び尾行開始。
しかしバスが通り過ぎた一瞬の隙に姿を消すおじゃる丸、今日も見失う電ボ探偵





・夕食の時間、「体を動かすとお腹が減るでおじゃる」と食欲旺盛なおじゃる丸。推理を働かせる電ボ探偵。
「(あそこまで見付からぬように慎重に行動されるということは…やはりプリン!?一日一個の約束を破りどこかでこっそり2つ目のプリンを食べているっ。でもだとしたから喜びが抑えられず絶対に顔に表れるはず。平静でいられるはずがございません)」
明日こそ必ず突き止める、「電ボ探偵の名に賭けてっ!」





・翌日。部屋に電ボ探偵はいない模様。一人で散歩に出掛けるおじゃる丸。今日の電ボ探偵は空から尾行、これなら見失うことはない、と自信満々で尾行開始。
十字路を過ぎ、昨日見失った道も直進、やはり毎日道を変えていると確信する電ボ探偵。
しかし木の影に入った一瞬の隙にまたもや姿を消すおじゃる丸。慌てて追いかける電ボ探偵







・公園を探し回るも結局見失う電ボ探偵。毎日逃げられるとは探偵失格、とすっかり落ち込み帰路につこうとしたその時、おじゃる丸の声が。
見るとなんと鉄棒で逆上がりの練習中。必死の形相のおじゃる丸、「確かにおじゃる様は突然変なことを始められることがありますが、なぜに逆上がり?」と髪の毛をかきむしる電ボ探偵。





・ここでおじゃる丸の視線に気付いた電ボ探偵。「見たのう」 というお話。








📝タイトルパロ回。言わずと知れた横溝正史の悪魔が来りて笛を吹く、ならびに金田一耕助ですが、例によってお話自体は特に関係ないのがおじゃる丸。ですが小ネタは散りばめられていて「よしわかりました(よしわかった)」や「しまった!」、孫の決め台詞、そして最後の逆上がりは古谷一行版金田一耕助の逆立ちが元ネタかも、という、お子様にはまず伝わらないオチであった(




※再放送時のEDイラスト