2019年12月6日(金)



〈Eテレ〉
📺️おじゃる丸
▽22ー60:エンマとおじゃるとそだいゴミ【初回2019年12月6日(金)】

▽脚本:福嶋幸典
▽絵コンテ:大地丙太郎
▽演出:菱川直樹
▽作画監督・原画:渡辺はじめ
▽動画:佐藤恭子・梅林由加里

・ 「え~い、シャクさえあればっ」。エンマ大王のしごとである亡(な)き者(もの)たちのおさばきがなかなか進(すす)まない。ふしぎな力でおさばきをたすけてくれるシャクがないからだ。そこに、ヒマをもてあましたおじゃる丸がシャクをもってやってきた。これはチャンス!おじゃる丸におやつを出して、食べているスキをねらってシャクをとりかえすぞよ。さあ今!とシャクに手をのばしたところで「あなた~」とエンマをよぶ声が。(公式HPより


✏️おはなし
今日も裁きが進まず大忙しのエンマ様。シャクさえあれば…とそこに現在の持ち主、おじゃる丸が。なんでも両親に会いにヘイアンチョウに来たものの珍しく2人は留守、このまま月光町に帰っても、と思い「ち~と寄ってみたのじゃ」

これはシャクを取り返す絶好のチャンスかも知れん、とシャクを奪われたあの日の事を思い出し作戦を練るエンマ様。「おじゃる丸が置いていったシャクを拾ってワシのものにしたとしても文句はあるまい」、と奪われた状況と逆の事をするつもりらしい

取り敢えず庭に誘うエンマ様。エンマ界で人気の菓子・エンマコッタを振る舞いつつ隙を伺っていると早くもチャンス到来。そっと手を伸ばすも「(焦るでないぞワシ…)」と自らに言い聞かせ、一旦カズマの話を振るエンマ様。
カズマへの不満を述べ始めたおじゃる丸、その隙を突いて一気に手を伸ばしたエンマ様、その時、手下から亡き者達が早く決めてくださいと暴れている、との報告が

慌てて亡き者達の前へ向かい「今おじゃる丸からシャクを取り返そうとしておるのじゃ!取り返したらバッサバッサと決めてやるから」とエンマ様、「わかりました~」と素直にしたがう亡き者達

再びおじゃる丸の元へ。エンマコッタを食べ終わり帰ろうと立ち上がったおじゃる丸をエンマコッタ(バナナ味)で引き留めに成功。再び自らに焦るなと言い聞かせつつ、今度はトミーさんの話を振るエンマ様。
トミーさんの早口カラクリの失敗談を語るおじゃる丸、その隙を突いて再度手を伸ばしたエンマ様

「あなた~!」声の主はエンマ様の妻。「お昼の支度は出来てるの?」、おじゃる丸の相手をしていてすっかり忘れてたらしく妻の元へ向かうエンマ様。料理を済ませるも「ゴミ出しが残ってるわよ」と言われ今度はゴミ出しへ

ゴミ出し完了と思いきや、待てよ、と中身を確認するエンマ様、中には燃えるゴミと燃えないゴミがごっちゃに。あれだけ頼んだのに…と不満を愚痴りつつ仕分けを開始するがなかなか進まない様子

とそこに現れたおじゃる丸。状況を知るや「シャク、手伝ってやってたも」。セーター、洗面器、目覚まし時計、と次々に仕分けるシャクの姿に、「(さすがはワシのシャクぞよ!なにがなんでも取り返してみせるぞよ)」と心で誓うエンマ様。

再び庭へ向かった2人、今度は金ちゃんの話へ。水溜まりで転んで飴を飛ばしたがそれを鯉のパクが受け止めた、という取り留めのない話のおじゃる丸、その隙を突いて「今じゃ~!」

「あなた、まだ粗大ゴミが残ってるわよ」。ふたたび妻の声。更に部下から粗大ゴミのトラックがもう出てしまうと言われ慌てて走るエンマ様。走り去るトラックに「粗大ゴミ券があるぞよ~!」
しかし何故かトラックの荷台に乗せられ運ばれてしまうエンマ様、「ワシではない!ワシは粗大ゴミじゃないぞよ~!」。そんなエンマ様に「エンマ~またの~」と手を振るおじゃる丸。というお話。これにて22シリーズ、おしまい。




📝22シリーズ、最終話。今回も前シリーズ同様、全60話。最近はシリーズラストエピソードとエンディングテーマを絡める話が続いており今回もその流れ。過去2回の最終話は本編→エンディングとシームレスに繋がる演出に唸ったんですが、今回は最後のオチ含め歌詞に合わせて若干むりくりな感もあったかなと。


↑あとエンディングには妻の姿はハッキリと映ってるのに本編でシルエット演出だったのは意味を感じないんですがなんなんだろう…そんなモヤモヤが残ってしまった22シリーズラストエピソードでした。来週から17シリーズ再放送再開。例によってセレクションになりそう。

📝追加:2020年3月27日(金)再放送時のEDイラスト追加



📷️以下画像